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医療の現場から/函館中央病院 診療放射線技師(主任技師) 山内孝輔さん

 血管撮影と使用する装置について

 私たち診療放射線技師は、レントゲン撮影をはじめCTやMRI、核医学検査、X線TV検査、放射線治療などさまざまな検査に携わっています。特にCTやMRIはよくメディアで取り上げられており、ご存じの方も多いと思います。今回はそれほど知られてはいませんが、重要な検査である血管撮影と、その検査に使用する装置について、簡単にお話させていただきます。
 血管撮影は医師を中心に、看護師、臨床工学技士、それと私たち診療放射線技師で行います。医師が首や肘、太ももの付け根の動脈からカテーテルと呼ばれる細い管を挿入し、目的の血管まで進めて造影剤を注入し、私たちが取り扱う心血管連続撮影装置を用いてその血管の状態や血液の流れを観察します。血管の状態や疾患に応じて治療を行う場合もあります。血管撮影で治療を行う代表的な疾患として心筋梗塞が挙げられます。心筋梗塞は心臓の表面を走行する血管(冠動脈)が詰まってしまい、心臓に栄養が行き渡らず心筋が壊死してしまう病気です。主な症状は激しい胸痛や圧迫感、呼吸苦、冷や汗などがあります。治療は詰まった部位を風船(バルーン)で膨らませた後、網状のトンネル(ステント)を留置します。 この血管撮影に使用する血管連続撮影装置はCアームと寝台で構成されています。Cアームは、Cの形をした支柱の先端にそれぞれX線を出す部分(管球)とX線を感知する部分(FD:Flat Detector)が付いています。また、可動性に優れており、さまざまな角度からリアルタイムに画像を見ながら検査を行うことで、目的とする病変を的確に捉え、安全に治療を行うことができます。
 そのほかにも血管撮影に使用する装置は多々あり、すべての装置が日々進歩・改良を重ねています。私たち自身も安全で的確な治療の一助となるよう精進していきたいと考えています。
(ハコラク 2020年6月号掲載)


函館中央病院
函館市本町33-2
☎0138-52-1231(代)
http://www.chubyou.com/
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■休診日/日曜・祝日・年末年始




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