オーナーが焼く生ラム肉を
フルーティーなタレで食す
生で仕入れるラムをベストな焼き加減で味わってもらおうと、最初はオーナーがテーブルについて焼いてくれる「大門ひつじ亭」。本店、駅前店、松風店に続き、4店舗目になる「十字街店」は、立ち上げ時から中心スタッフとして長く本店に携わり、羊肉の扱い方や包丁の技術、知識について身に着けてきた西田望オーナーが、のれん分けし昨年4月に系列店としてオープンした。
ラム肉は注文が入るごとに手切りし、筋を入念に取り除いて、子供や年配者も食べやすいよう薄切りに。料理は肩、肩ロースの定番部位、専用のタレに漬け込み味に深みを持たせた壺漬けジンギスカンのラム肉3種類をセットにした人数分の「ジンギスカンコース」からスタートし、希少部位、その日のおすすめなどは一品ずつ追加で楽しめる。肉汁を閉じ込めるようにしっとりと焼いたラム肉を引き立てるのは、しょう油ベースのフルーティーな自家製ダレ。軽く擦って香りを増したたっぷりの黒ゴマなどが、口の中にあふれる肉の甘みと好相性で深い風味がクセになる。
(ハコラク 2024年4月号掲載)
焼いてもらうジンギスカン
大門ひつじ亭 十字街店
函館市末広町8‐41F
☎080‐7515‐4290
16:00~22:00
(21:00L.O)
水曜定休(不定休有り)
禁煙
キャッシュレス決済利用可