英国の豪華クルーズ客船「クイーン・エリザベス」(9万901トン、キュナード・ライン)が27日、函館港若松埠頭(ふとう)に入港した。同埠頭へは初めて。
同船は2019年4月に道内・函館初寄港。20年は函館に3回寄港予定だったが新型コロナの影響ですべて中止に。今月17日、約6年ぶりに港町埠頭に入港した。今回は今年最後の日本発着クルーズで、24日横浜を出港、青森から27日午前6時半ごろ函館に到着した。
同埠頭では遺愛女子高校英語科の生徒約40人が客船ボランティアを行い乗客と交流。船は夜に米アラスカへ向けて出港した。
入港とほぼ同じ時間帯に、JR函館駅にはJR東日本の周遊型トレイン「TRAIN SUITE 四季島(トランスイートしきしま)」が入線。同10時25分ごろに白老へ向けて出発した。函館山と豪華客船をバックに豪華列車が走るという珍しい光景が見られ、写真や動画に収める人が集まった。(山崎純一)