★道内NOSAI合併、道南支所は維持(13日) 道内5つの農業共済組合(NOSAI)が来年4月1日に合併し、新組合「北海道農業共済組合(NOSAI北海道)」が発足する。NOSAIみなみ(本所・苫小牧市)の道南支所(北斗市東前)は支所として残り、職員は一部の異動を除き、現状が維持される。
★福島・殿様街道が山岳古道120選に(13日) 日本山岳会(古野淳会長、東京)は、福島町の殿様街道を日本の山岳古道120選に選定した。推薦者の福島町文化・スポーツ振興アドバイザー宇田快さん(69)は「全国からファンが来て福島町の活性化につながれば」と期待を寄せる。
★雲海夜景幻想的に(15日) 函館山山頂展望台で13日、津軽海峡で発生した雲海が市街地を包み込む「雲海夜景」が見られた。恵山方面で発生した雲海はあっという間に市街地を飲み込み、雲海と夜景を同時に楽しめる幻想的な情景を見せた。
★川翔プログレス、新函館北斗駅前に開発用地取得(15日) 新函館北斗駅前でホテルなどの開発計画「セルツェ新函館北斗駅前プロジェクト」を進める川翔プログレス(東京、川嶋浩嗣社長)は10日、同プロジェクト第3期の用地516平方メートルを追加取得したと発表した。2月に取得した用地と併せた1062平方メートルに自社ビルを建設する予定で、着工・完成時期は未定。
★木古内みそ、香り華やか(16日) 道立工業技術センター(函館市桔梗町)などは、JA新はこだて木古内支店女性部(森永尚美部長、部員33人)が造るコメみそ(木古内みそ)について、微生物を制御し香り、味、色を高める効果があることを明らかにした。知見を生かし「華やかな香り」という文言を添え、リニューアルした商品を5月下旬から販売している。
★遺愛高に日本港湾協会企画賞(16日) 遺愛女子高校(福島基輝校長)が昨年2月、新型コロナウイルス集団感染が発生した米国プリンセス・クルーズ社の大型客船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客乗員らにエールを送ろうと制作した動画「クルーズ船へのメッセージ」が、今年度の日本港湾協会(宗岡正二会長)企画賞に選ばれた。2018年度以来2回目の受賞で、15日に同校で表彰伝達式が開かれた。
★コロナ禍、いのちのホットライン相談増加(17日) 函館市が自殺予防を目的に開設している電話相談窓口「函館いのちのホットライン」に、2020年度に寄せられた相談件数は、前年度を37件上回る延べ193人だった。市保健福祉部は「身近な人に相談する機会が減り、ホットラインを利用する人が増えたのでは」とみている。
★北斗市ホッキ漁解禁(17日) 今季の北斗市沿岸のホッキ漁が16日に始まった。上磯郡漁協上磯支所の漁師が市飯生の北斗漁港を出漁し、先に長い爪の付いた長さ6~8メートルの「ホコ」で海底を探り、伝統的な「突き漁」で丸々と育ったホッキを漁獲した。漁期は来年3月まで。
★ふるさと納税、幅広く活用(18日) 函館市は17日、2020年度のふるさと納税による寄付金の活用事業を公表した。寄付総額9億1173万円のうち、景観保全などの使い道の指定があったのが3億6620万円で、それ以外の5億4553万円は市の各種事業に幅広く活用された。
★函館競馬開幕に向け、調教本格化(18日) 日本中央競馬会(JRA)函館競馬場(駒場町)では、7月3日に開幕する函館競馬に向けて入厩(きゅう)した競走馬が、レースに向けて調教を本格化させている。
★緊急事態宣言解除決定で期待とリバウンドへの不安(19日) 政府が北海道に発令している新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が期限の20日での解除が決定したことを受け、函館では観光客の入り込み回復を期待する声が上がる一方、観光や宿泊施設関係者からは、経済活動の再開で感染の再拡大(リバウンド)を懸念する声も出ている。
★ニンジンの共選始まる(19日) JA新はこだて七飯基幹支店のニンジン共選施設(町大中山7)が稼働し、全道一早い露地物の出荷が始まった。施設内では形状が良く甘みも上々のニンジンが次々と選別台を流れ、パート従業員50人が作業に追われている。