★幼児らお絵描き満喫(24日) 「世界自閉症啓発デー in Hakodate」の関連イベント「お絵描きワークショップ 大きく描こう」が23日、はこだてキッズプラザで開かれた。幼児や小学生の親子が、大きなキャンパスに自由に絵を描いた。アーティストによる仕上げ作業を経て、完成した作品は「第11回自閉症啓発デー・アート展」(30日~4月2日、市芸術ホール)で公開される。
★松前町長に若佐氏初当選(25日) 任期満了に伴う松前町長選挙は24日投票が行われ、即日開票の結果、前副町長の若佐智弘氏(63)=無所属新人=が2207票を獲得し、自営業、石戸保氏(50)=同=を156票差で退け初当選を果たした。投票率は77・86%で選挙戦となった2016年の前々回選挙(79・78%)を1・92ポイント下回った。
★航空業界の人材確保支援(25日) 函館市は新年度、海外航空路線の定期化に向けた新規事業としてグランドハンドリング(地上支援業務)体験のイベントを開き、航空業界の人材確保を支援する。香港の大手航空会社、香港航空が昨年12月から2月まで季節定期便として運航した函館―香港線を含めると3社が乗り入れており、インバウンド(外国人旅行客)対応の強化とともに、空港業務を担う人材確保を図る構えだ。
★市内10カ所でスタンプラリー(26日) 函館市は25日、函館が舞台となる新作映画「名探偵コナン100万ドルの五稜星(みちしるべ)」(4月12日公開)に関し、特別イベントの内容を公表した。JR函館駅や函館空港など市内10カ所を巡り、スタンプを集める「函館まち巡りスタンプラリー」など、多彩なイベントで来函者増につなげる。期間は4月12日~9月30日。
★市電7002号車、駒場車庫へ搬入(26日) 函館市企業局交通部は25日、駒場車庫で市電721号の車体更新車7000形7002号車の搬入作業を行った。今後は運行開始に向けて整備を行い、早ければ4月中に運行を開始する見込み。
★函病に「夜間こども急患室」(27日) 函館市が4月1日から小児科の夜間初期救急体制を変更するのに伴い、市立函館病院(森下清文院長)に「夜間こども急患室」が新設される。函館市夜間急病センター(五稜郭町)から小児科治療を移管し、0~15歳を対象に夜間の急な受診に対応する。
★函館商業地4年連続下落(27日) 国土交通省は26日、2024年の公示地価(1月1日現在)を発表した。函館市は商業地の平均価格(1平方メートル)が6万6300万円で、平均変動率マイナス0・1%と4年連続の下落となった。地価のトップは「本町32の13(第4LC館)」の18万1000円で24年連続。渡島管内の商業地で最大の下落率となったのは、「福島町福島122の1外」で、マイナス4・3%だった。
★介護人材定着図る(28日) 函館市は新年度、市内の介護事業所や障害福祉サービス事業所に初めて職員として就労する人に20万円を支給する就労奨励金制度を新設する。介護人材確保のため、介護福祉士有資格者に20万円、無資格者には10万円を支給するほか、就労奨励金を受給した人が1年以上就労を継続した場合、1年ごとに10万円を最大3年間支払う。介護職の新規就労の促進、離職防止につなげる。
★市電の位置情報一目で(28日) 函館市企業局交通部は27日、運行中の市電の位置情報などの運行情報をリアルタイムで発信する「函館市電位置情報検索システム(イカすロケ)」の運用を開始した。車両の位置は専用サイトから確認できる。
★函館商工会議所、事務所移転へ(29日) 函館商工会議所(久保俊幸会頭)は、若松町にある事務所の移転に向け、検討を始めた。ビルの老朽化に加え、巨大地震発生時に函館駅前地区は津波浸水想定区域内にあることなどが理由で、正副会頭らで構成する特別委員会で協議を進め、来年をめどに計画をまとめたい考え。
★社会へ一歩、決意新た(29日) 道中小企業家同友会函館支部(嘉堂聖也支部長)は28日、今春から加盟事業所に勤める新入社員の合同入社式をホテルテトラ(梁川町)で開いた。道南の9社から12人が出席し、これから始まる社会人生活に向けて気持ちを新たにした。
★札幌延伸同時開業目指す(30日) 函館市の大泉潤市長が目指す北海道新幹線のJR函館駅乗り入れを巡り、市は29日、コンサルタント会社に委託した調査の最終報告を公表した。乗り入れ時期について、市は2030年度末を予定する新幹線札幌延伸と同時開業を目指すと明らかにした。また、新函館北斗―函館間(約18キロ)への乗り入れについて技術的には整備可能とし、整備費を「フル規格」で161億~169億円(税別)と試算。市は調査結果を基に、新年度以降に乗り入れの可否判断に向けた議論を本格化させる。