★道南の高校で卒業式(2日) 道南の公立高校や函館市内の一部市立高校で1日、卒業式が行われた。函館西高校では保護者や来賓、教職員らが見守る中、229人が新たな一歩を踏み出した。
★消防団協力、5事業所を認定(2日) 函館市消防本部は1日付で、消防団協力事業所として新たに上田園芸(桔梗町)など市内5事業所を認定した。2月27日に消防本部で表示証交付式を行い、佐藤幹雄消防長が認定書と表示証を交付した。
★函館市、設置しやすい折り畳み簡易ベッド導入へ(3日) 函館市は、能登半島地震を踏まえ寒さ対策や健康被害防止に役立つ折り畳み式簡易ベッド500台を初めて導入する方針を固めた。従来の段ボールベッドに比べ、収納スペースが少なくて済み、軽くて設置も容易なのが利点。今春~夏にも配備したい考え。
★函大有斗マーチング部 全国大会で金賞(3日) 函館大付属有斗高校のマーチングバンド部「The Great Bears Drum & Brass Corps」が、2月15、16の両日に神奈川県民市民ホールで開かれた「第23回マーチングステージ全国大会2025」のコンテスト部門に出場し、見事金賞に輝いた。昨年の同大会での金賞に続く2連覇となった。
★重文「旧相馬家住宅」の維持保存に向けた不動産CF開始(4日) 函館市元町の国指定重要文化財「旧相馬家住宅」を取得したLEVECHY(レベチー、東京)は、SPC(特定目的会社)を設立して同住宅の維持保存に向けた不動産クラウドファンディング(CF)を5日に開始すると発表した。併せて、市内で赤レンガ倉庫を改装したホテルを運営するバリューマネジメント(大阪)と協働し、同住宅の重文対象外エリアをホテルに改修し、年末をめどにオープンする方針だ。
★大間原発訴訟の会代表・竹田とし子さん死去(4日) 函館の市民団体「大間原発訴訟の会」代表の竹田とし子さんが2月28日、くも膜下出血のため亡くなった。76歳。市民レベルでの大間原発反対運動の核を失い、関係者からは悼む声が上がった。
★次期東北新幹線新型車両「E10系」設計に着手(5日) JR東日本は4日、東北新幹線のE2、E5系の後継となる新型車両「E10系」の設計に着手すると発表した。2030年度に東北新幹線としての営業運転開始を目指す。北海道新幹線の新車両については今後、E10系をベースに開発を検討する。
★公立高校で一般入試(5日) 2025年度の公立高校一般入試が4日、全道一斉に行われた。道南でも受験生が合格を目指して試験に挑み、これまでの勉学の成果を出し切った。
★調理製菓専門学校で最後の卒業式(6日) 今月末で56年の歴史に幕を閉じる函館短大付設調理製菓専門学校(函館市柏木町)は5日、最後の卒業式を函館国際ホテルで開いた。調理製菓総合科15人が母校での楽しい思い出と誇りを胸に、社会人の道へと羽ばたいた。同校の閉校で、道南で食の担い手を養成する専門学校はなくなる。
★函館市、ジェンダーギャップ解消へ本腰(6日) 函館市は新年度、性別に関わりなく働きやすい職場環境づくりに向け、ジェンダーギャップ解消の意識啓発に本腰を入れる。市内の人口減が進む中、若い世代の女性の人口流出を食い止めるため外部アドバイザーを設置するほか、プロジェクトの立ち上げ、働き方改革を推進する企業セミナーを開く。
★GLAYマンホール5種が期間限定展示(7日) 函館出身のロックバンド「GLAY」のメンバーがデザインされた特別仕様のマンホールのふた5種類が、五稜郭タワーアトリウムステージで展示されている。市内での路面設置を前に、全種類がそろった今だけの貴重な光景を見ることができるとあって、市民やファンが訪れ記念撮影を楽しんでいる。24日まで。
★巡視船を修復した函館どつくに感謝状(7日) 第9管区海上保安本部(新潟県)は6日、函館どつく(弁天町、服部誠社長)に依頼していた、海上保安庁の巡視船「えちご」の臨時修復工事が完了したことに伴い、同社に感謝状を授与した。
★戦後80年で親子平和学習と博物館ロビー展開催へ(8日) 函館市議会第1回定例会は7日、予算特別委員会の総務分科会で質疑を行った。市は戦後80年の節目にあたり、今夏新たに市内小学生と保護者を対象にした親子平和学習と、市立博物館でのロビー展「戦後80年太平洋戦争と函館」を開催する方針を明らかにした。若い世代の平和意識高揚を図る狙い。
★棒二跡公共施設整備、女性センター機能移転へ(8日) 函館市は、百貨店「棒二森屋」跡地の再開発計画に関し、公共施設整備の基本的な考え方の案を示した。焦点だった市の既存施設の統廃合を巡り、老朽化が進む女性センター(東川町)は新たな公共施設に機能移転し、同センター建物内にある東川児童館は新施設への機能移転は行わない方針。