★函館水産高生、充実の航海 長期乗船実習から帰港(9日) 函館水産高校の2年生31人を乗せた実習船「若竹丸」が8日、約1カ月の長期乗船実習を終え、函館港に帰港した。
★江差町議会、「新道の駅」へ質問集中 町長「議会通じ町民に説明」(9日) 5日に開かれた第1回江差町議会定例会本会議は、町が約21億6700万円を投じ2027年度のオープンを目指す新たな道の駅「かもめ島(仮称)」に対する一般質問が集中し、照井誉之介町長と議員との熱い議論が交わされた。
★インバウンド増で避難対策再構築 ベイエリア(11日) 東日本大震災発生から11日で丸14年。函館市では新型コロナウイルス感染症の位置づけが5類となって以来、国内外からの観光客が増加している。海に近い観光地では観光客の安全確保など、決して薄れない防災意識を持ち続けている。
★高潮ハザードマップ作成へ 避難所看板も更新(11日) 函館市は新年度、道が高潮浸水想定区域を指定するのに伴い、市内での高潮被害を想定した「高潮ハザードマップ」を作成する方針だ。マップを活用し、各家庭や企業などで高潮の浸水範囲や浸水深、避難場所を確認するとともに、市ホームページ(HP)でも閲覧できるようにする。
★帯状疱疹ワクチン 函館市が独自助成 民生分科会(12日) 函館市議会第1回定例会は11日、予算特別委員会の民生分科会で質疑を行った。市は新年度、皮膚に痛みを伴う発疹ができる帯状疱疹(ほうしん)のワクチンについて、独自に50歳、55歳、60歳の市民の任意接種の費用を助成する方針を示した。
★花文字で東北へ祈り 大野農業高で追悼の催し(12日) 東日本大震災から14年を迎えた11日、大野農業高校(仲川敏幸校長)で、追悼イベント「3・11みんなのつどい」が開かれた。
★「美食都市アワード」に函館市選出(13日) 食を軸としたまちづくりの取り組みを評価する「美食都市アワード2025」に函館市が選出された。都市計画やフードビジネスの専門家らでつくる美食都市研究会と雑誌「料理王国」が24年に創設したもので、新鮮な魚介類を使った料理や西洋の料理文化が根付いた土地柄、地元の料理人が取り組む各種イベントが高い評価を受けた。
★八雲バス5人死亡事故 和解成立 乗客遺族に8200万円(13日) 八雲町の国道5号で2023年6月、大型トラックと都市間高速バスが正面衝突し、バスの乗客を含む5人が死亡した事故で、乗客の遺族2人が、死亡したトラック運転手が勤務していた養豚会社「日本クリーンファーム」(青森県おいらせ町)に使用者責任を問い損害賠償を求めていた訴訟で、同社が2人にそれぞれ4100万円を支払うことで和解が成立していたことが訴訟記録で分かった。
★森町議会、柏渕氏の副町長選任を反対多数で否決(14日) 第1回森町議会3月会議は13日、本会議を再開。町は町国保病院経営統括監の柏渕茂氏(58)を医療介護、福祉分野を担当する副町長に充てる人事案を提案したが、反対多数で否決した。
★卒業生が学びやに別れ 函館市内の中学で卒業式(15日) 函館市内の中学校18校と義務教育学校1校は14日、卒業証書授与式を開いた。卒業生は3年間通った校舎や同級生、後輩、教職員に別れを告げた。
★JR函館線「キハ40形」定期運行終了(15日) 鉄道ファンから「よんまる」の愛称で親しまれたJRのディーゼル車両「キハ40形」が14日、函館線(函館-長万部間)で定期運行を終了した。昭和、平成、令和と40年以上にわたり地域住民の足を支えてきた姿を見納めしようと、沿線や駅では鉄道ファンらが名残を惜しんでいた。
★道南自治体落胆の声 地元負担増を懸念 道新幹線、札幌延伸大幅遅れ(16日) 北海道新幹線新函館北斗―札幌間(約212キロ)について、国土交通省の有識者会議が2030年度末の開業が早くても2038年度末まで先送りになる報告書を公表したことを受け、道南の沿線自治体ではまちづくり計画の見直しが求められ、落胆の声が上がっている。開業が大幅に遅れることで、地元の負担増も懸念している。