★道南企業47・2%が65歳以上定年導入 人手不足で増加 函館職安(17日) 函館公共職業安定所が発表した「2024年高年齢者雇用状況等報告」の集計結果で、道南企業の47・2%が65歳以上の定年制(定年制廃止企業を含む)を導入していることが分かった。人手不足を背景に、定年延長で高齢者人材を確保する傾向が強まっている。
★道南景気「緩やかに回復」 判断据え置きも観光堅調 日銀概況(17日) 日銀函館支店は3月の道南金融経済概況を発表した。全体判断はこれまでと変わらず「道南地方の景気は、緩やかに回復している」だった。
★普通交付税への影響額、人口減で前回調査以上に 函館市(18日) 函館市議会第1回定例会は17日、6人が一般質問を行った。市は2025年国勢調査での人口減に伴う普通交付税への影響額について、前回調査(20年)以上になるとの認識を示した。前回調査は人口が1万5000人減り、影響額は13億4000万円と分析しており、前回よりさらに人口減の問題が顕在化することが危惧されている。
★実った努力、喜びの春 公立高校合格発表(18日) 道内公立高校の2025年度合格発表が17日、全道一斉に行われた。各校は午前10時に合格番号をインターネットで発表。函館市内の中学校では、志望校合格を果たした生徒たちが通知や手続き書類を受け取りに訪れ、4月からの新生活に期待を膨らませた。
★ケースワーカー95世帯担当 函館市、国の標準数上回る(19日) 函館市議会第1回定例会は18日、一般質問を続行し6人が登壇した。市は、社会福祉法の規定で1人あたり80世帯が基準となっている生活保護のケースワーカーについて、標準数を上回る1人あたり95世帯を基準に配置していることを明らかにした。
★函館商業地が上昇 25年公示地価 インバウンド回復影響(19日) 国土交通省は18日、2025年の公示地価(1月1日現在)を発表した。函館市は商業地の平均価格(1平方メートル)が6万7200円で、4年連続下落していた昨年から一転して上昇した。地価のトップは「本町32の13」(第4LC館)で25年連続。変動率トップは「大手町6の8」(カネオビル大手町)で10・9%上昇した。
★1400人が巣立つ 函館市内小学校で卒業式(19日) 函館市内の小学校で18日、卒業式があった。約1400人が思い出の詰まった校舎を巣立った。函館亀田小学校では56人が卒業。保護者や在校生に見守られて式に臨んだ。
★地域計画案作成 624経営体が1468ヘクタール耕作 2034年度(20日) 函館市は、10年後の市内農地の利用の在り方を示す「地域計画」案を作成した。2034年度に624経営体(個人、法人)が、1468・37ヘクタール(現状1412・68ヘクタール)を農地として活用する目標を盛り込んだ。
★クルーズ客船、新年度過去最多76回が函館入港(21日) 函館市は、2025年度の函館港への大型クルーズ客船入港予定が76回になると発表した。過去最多を記録した今年度の59回を上回る入港回数となる。
★海老沢初代北斗市長の市葬 業績に思いはせる(21日) 今月13日に腎不全のため亡くなった旧上磯町長、北斗市の初代市長を務めた名誉市民、海老沢順三さん(享年93)の市葬が19、20の両日、石ざきホール北斗で営まれた。喪主は妻・暁子さん。通夜、告別式の2日間で延べ約350人が参列し、故人の冥福を祈った。
★函館大火から91年 慰霊法要や消防訓練(22日) 1934(昭和9)年の函館大火から91年となった21日、函館市内では大火の犠牲者を追悼する慰霊行事と消防訓練があり、参加者が凄惨な大規模火災の教訓を忘れないことを誓った。
★博物館など4館は統合 文学館引き続き検討 函館市教委、総合ミュージアム構想(23日) 函館市教委は、市立函館博物館を含む市所有の5館を集約する総合ミュージアム(仮称)整備構想を巡り、基本的な考え方をまとめた。市文学館以外の4館を新たに整備する施設に統合し、文学館の収蔵資料は新施設と市中央図書館に分けて管理するなど、引き続き適切な管理・活用の在り方を検討する。