★23年漁獲量、最低2050トン(18日) 桧山振興局は、桧山管内の2023年漁業生産高(八雲町熊石地区を含む)の速報値をまとめた。数量は前年比44%減の2050トンとなり、道が1958(昭和33)年以来取りまとめている水産現勢の記録で過去最低。金額は同25%減の21億7100万円だった。
★滑り納めにぎわう(18日) 函館市民スケート場(函館市金堀町、函館競輪場内)は今季最後の週末営業を迎えた17日、最後の滑りを楽しむ子どもや保護者でにぎわった。
★石戸氏、若佐氏一騎打ちへ(19日) 任期満了に伴う町長選(3月19日告示、同24日投開票)は告示まで1カ月となった。自営業、石戸保氏(50)と、前副町長、若佐智弘氏(63)=共に無所属新人、表明順=の2人が立候補に向けて活動を加速している。一方で出馬を検討していた現職町議の斎木良太氏(41)は18日までに今回は見送ることを決断した。2012年以来の新町長を決める選挙戦は石戸氏、若佐氏の一騎打ちとなる公算が大きくなった。
★北斗海岸にクジラの死骸(19日) 北斗市七重浜8の海岸で18日、クジラとみられる死骸が漂着しているのが見つかった。砂浜には見物しようと多くの人が集まり、カメラで撮影する姿もみられた。体長4~5メートルで頭部がない状態で、種類などは特定されていない。死骸は腐敗が進んでいる様子だった。近くに住む40代男性は「海岸近くに長く住んでいるが、初めて見た。びっくりした」と話していた。
★一般会計最大228億円(20日) 北斗市の池田達雄市長は19日、2024年度予算案を発表した。一般会計は前年度当初に比べ6億3691万円(2・86%)増の228億5003万円で、過去最大だった前年を上回った。5特別会計と水道、下水道事業会計を含めた総額は同2%増の365億3588万円。3月5日開会予定の市議会第1回定例会に提出する。
★「函館の水産業変える」(20日) 道開発局主催の「わが村は美しく―北海道」運動第11回コンクールで、函館ブロックの奨励賞に輝いた「ハコダテフィッシャーマンズ」の表彰式が函館市役所であり、函館開発建設部の岡下淳部長が発起人の熊木祥哲さん(43)=函館市漁協所属=に表彰状と記念ののぼりを手渡した。熊木さんは「みんなで函館の水産業を変えていきたい」と決意を新たにした。
★函館16度、新記録の暖かさ(20日) 渡島、桧山管内は19日、2月として記録的な暖かさとなった。函館市美原の最高気温は5月上旬並みの16・0度で、記録が残る1873年以来2月として初めて14度を上回り、過去最高となった。このほか、長万部町を除く15地点で同じく1位を更新した。
★合格内定344人に春(21日) 道教委は20日、2024年度の道内公立高校推薦選抜と中高連携型選別の合格内定者の状況を発表した。渡島、桧山管内の計344人に喜びの春が訪れた。
★ゼロカーボンの取り組み伝える(22日) 道の脱炭素化に向けた取り組みをPRする「ゼロカーボン」パネル展が21日、渡島総合振興局1階道民ホール(函館市美原4)で始まった。地球温暖化による気候変動に対し、国内外で温室効果ガスの排出量と吸収量の均衡を目指す脱炭素化に向けた動きが加速する中、道は2050年までに温室効果ガス排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボン北海道」の実現を掲げている。
★「選ばれるまち実現へ尽力」(23日) 函館市議会第1回定例会が22日開会し、大泉潤市長が2024年度市政執行方針を説明した。市長は急速な少子高齢化と人口減少に強い危機感を示し「結婚、出産、子育て、進学、就職など人生の節目での効果的な施策を総合的に実施する必要がある」と強調。「若者をはじめ、多くの人に選ばれるまちの実現に向け力を尽くす」と決意を語った。
★五稜郭の石垣崩落(23日) 函館市教委は22日、特別史跡五稜郭跡で堀内周の南東側石垣が幅5・8メートル、高さ3・2メートルにわたって崩落したと明らかにした。市教委は「大切な文化財を後世に残すため、文化庁や道教委と連携して協議、修繕に向け対応する」としている。
★フードフェスタにぎわう(24日) 道南最大級の冬のグルメイベント「はこだてフードフェスタ2024」(実行委主催)が23日、函館アリーナで始まった。函館・道南の事業者による地元食材を使った海鮮丼やすし、パンなどのフード、ドリンクの販売に長い列ができたほか、初日のみの初企画として酒とつまみのナイト限定販売も行い、好評だった。24日まで。