★87人が新たな一歩(7日) 函館白百合学園中学高校(光井稚香子校長)は6日、同校で入学式を開いた。中学生10人、高校生77人が祈りと厳粛な雰囲気の中で新生活をスタートさせた。
★函館でカタクリ咲く(7日) 北海道付近が高気圧の張り出しの中に入り、6日の函館は最高気温が4月下旬並みの14・3度など、渡島、桧山管内は4月中旬から5月中旬並みの暖かさとなった。陽気で函館山麓では「春の妖精」とも呼ばれるカタクリの花が見られた。
★地域ぐるみで予防活動(8日) 函館市は今年度、事故やけがは原因を究明すれば避けられるという国際的な考えに立脚し、地域ぐるみで予防活動を展開する「セーフコミュニティ」導入に向けた調査に乗り出す。複数の先進都市を視察し、有効性を検討するとともに、導入するかどうかの判断材料とする。
★クロッカス春告げる彩り(8日) 函館市杉並町の遺愛女子中学高校敷地内にある国の重要文化財、旧宣教師館(通称ホワイトハウス)周辺で、今年も紫、白のクロッカスが群がり咲き、学園に春を告げている。
★函館山の絶景見に行こう(9日) 昨年11月から冬季通行止めとなっていた函館山登山道(道道立待岬函館停車場線、3・6キロ)が、8日午前11時に開通した。暖かい春の日差しのもと、登山口ゲート前には開通を心待ちにしていた市民や観光客の車15台が列を作り、春の函館山を堪能した。
★街包む海務幻想的(9日) 函館市などの沿岸地域や海上で8日午前、低い雲が立ち込める海霧が見られた。函館山山頂を訪れた観光客らは、市内が白く覆われる様子を不思議そうに眺めていた。
★ワインの魅力学んで(10日) 函館市は今年度、市の新たな農業資源として注目されるワインや醸造用ブドウを知ってもらうため、市民向けワインアカデミーを初開催する。市内にブドウ生産者は4軒、ワイナリーは1軒あり、地場産業の活性化や交流人口の拡大など地域振興につなげるのが狙い。第1弾は、5月11日に市内旭岡町で醸造用ブドウ植樹体験会を企画している。
★大沼の遊覧船さあ出航(10日) 七飯町の大沼合同遊船(川村晃也社長)は9日、冬の間陸上に引き上げていた遊覧船5隻を大沼湖に下ろした。今季の営業開始は11日で、新型コロナウイルス禍前の利用客数に戻ることを期待している。
★合理的配慮の提供に理解を(11日) 函館市は、障害者差別解消法の普及啓発動画「コネクト!ハートトゥハート~あなたに出会えたから見えた、美しいこのまち」を作成し、市ホームページで公開を始めた。4月から改正障害者差別解消法が施行され、民間の事業者も障害のある人の求めに応じ合理的な配慮を提供することが義務付けられたことを受け、市民や民間事業者に内容を知ってもらうのが狙い。
★函館に今年度初クルーズ船(12日) 今年度初となる大型クルーズ客船「ウエステルダム」(8万2862トン)が11日、函館港若松埠頭(ふとう)に入港した。欧米豪を中心とした乗客乗員約2700人が春を迎えた函館に足を運び、観光やグルメを楽しんだ。同港に今年度入港するクルーズ客船は過去最多の58回を予定し、経済波及効果が期待される。
★松前若佐町長が初登庁(12日) 3月の町長選で初当選した若佐智弘新町長(63)が11日、初登庁した。午前9時ごろ町役場近くの自宅から徒歩で到着し、職員から拍手と花束で歓迎を受けた。若佐町長は「課題は山積しているが難しい問題にも答えは必ずある。ともに考え、壁にぶつかりながらも真っ直ぐ突き進む」と決意を新たにした。
★コナン映画公開始まる(13日) 人気アニメ「名探偵コナン」の映画最新作で函館が舞台となる「100万ドルの五稜星(みちしるべ)」の上映が12日、全国で始まった。函館では公開を待ちわびた多くのファンが映画館に足を運んだほか、公開を記念したフォトスポットパネル設置やラッピング市電の運行などコラボレーションイベントを展開、まち全体がコナン一色で盛り上がっている。