★地元企業の掲載募集(23日) 函館市は、市内の中小企業の人材確保につなげるため、大手就職支援サイト「マイナビ2026」(現在の大学3年生向け)にインターンシップ情報と求人情報の掲載を希望する地元企業15社を募集している。市が掲載料の一部を負担し、26年4月に入社する大学生、短大生、専門学生に向けた採用情報を発信するほか、サイト内に函館エリア特集ページを設け認知度を高める。
★甲子園に向け熱戦開幕(23日) 第106回全国高校野球選手権南北海道大会函館支部予選(道高野連など主催)が22日、函館市のオーシャンスタジアムで開幕した。開会式に続き1回戦2試合を行い、甲子園出場に向け熱戦が始まった。
★がん検診無料券、利用を(24日) 函館市は、今年40歳と45歳になる市民約5600人を対象に、がん検診の無料クーポン券を発送し受診を呼び掛けている。市内がん死亡率が全国や全道の数値を上回っており、市が検診費用を全額負担し、早期発見と早期治療を促すのが狙い。クーポン配布で検診受診率が上昇傾向と成果が徐々に出ている。
★函館駅乗り入れ「経済効果生む」(24日) 自民党の茂木茂木敏充幹事長が23日、北斗市で建設中の北海道新幹線渡島トンネル(全長32・6キロ)を視察した。道新幹線建設促進期成会の緊急要望を受けたほか、函館駅乗り入れについて「経済効果を生む」と述べ、構想に前向きな姿勢を示した。
★道新幹線「早期開業を」(25日) 北海道新幹線の札幌延伸が予定していた2030年度末開業が困難となったことを受け、北海道新幹線建設促進道南地方期成会と北海道渡島総合開発期成会(会長・池田達雄北斗市長)は24日、国土交通省を訪れ、早期開業を求める要望活動をした。
★養殖コンブ漁支える福商生(25日) 福島沖の養殖マコンブの水揚げが始まり、福島商業高の生徒が早朝からコンブ干し作業に取り組んでいる。町青少年交流センター「新潮学舎」(にいじおがくしゃ)で暮らす26人のうち半数が従事。人口減少と高齢化で慢性的な担い手不足が指摘されて久しい基幹産業を道内外から集まった若い力が支え、活気をもたらしている。
★道路損傷ラインで通報(26日) 函館市は、運用する市公式LINE(ライン)に市民が市道の不具合を写真や位置情報で連絡できる「道路損傷通報」機能を新たに導入した。利用者の多い携帯電話のアプリケーションから容易に道路の困りごとを市に通報することで、歩行者や運転手の危険につながる恐れを未然に把握し、事故の発生防止に役立てる。
★旧幕府軍戦死者しのぶ(26日) 函館碧血会(大谷仁秀会長)は25日、戊辰戦争の旧幕府軍戦没者を記念する碧血碑(函館市谷地頭町)で、碑前慰霊祭を開いた。約80人が箱館戦争(1868~69年)で命を落とした旧幕府軍戦死者に思いを寄せた。
★市電運賃40円値上げへ(27日) 函館市企業局は、26日に開いた市企業局経営懇話会(三浦汀介会長)で、2025年12月から市電の全区間の乗車料金を40円引き上げる素案を示した。再改訂を進める「市交通事業経営ビジョン」での将来的な資金不足に対応するためで、素案が成案化されれば、消費税の増税を除くと1994年度以来、31年ぶりの値上げとなる。
★広域防災連携で覚書締結(27日) 北斗市と七飯町は26日、「広域防災にかかる相互応援に関する覚書」を締結した。津軽海峡に面する北斗市は津波、駒ケ岳を抱える七飯町は火山噴火のリスクを抱えることから、地震や津波、噴火などの大規模自然災害が発生した際に職員や車両を相互に派遣し、広域一時避難による被災住民の受け入れなどを行う。
★充実の催し楽しんで(28日) 科学の楽しさを伝える「はこだて国際科学祭」(サイエンス・サポート函館主催、美馬のゆり代表)が8月17~25の9日間、函館圏の複数会場で開かれる。専門家の講演やワークショップ、実験教室など多彩なイベントを繰り広げる。
★公文書管理条例制定へ検討(29日) 函館市は、市全体の文書管理の共通ルールを定める「市公文書管理条例」の制定に向けた検討を始めた。27日に有識者らでつくる検討会(川嶋稔夫公立はこだて未来大特命教授、委員5人)の初会合を市役所で開き、条例案の具体的な議論に着手。市は2025年12月の市議会への条例案の提出、26年4月の条例施行を目指す。