モビリティーシェアのシステムを提供する「Open Street(オープンストリート)」(本社・東京)はこのほど、函館市若松町で電動アシスト自転車のシェアリングサービス「HELLO CYCLING(ハローサイクリング)」の運用を始めた。
ステーションは、6日に同地区で開業したホテル「OMO5函館by星野リゾート」の駐車場に設置。中長距離の使用に適したスポーツタイプのeバイク「KUROAD(クロード)」を導入し、同日からステーションの運用がスタートした。同社によると、これまでに25都道府県、8500カ所以上で同事業を展開しており、道南は今回が初進出となる。
函館に進出した背景について、同社広報部は「函館市の観光や補完のため、同市で事業を展開したかった我々と、新たに開業するOMO5宿泊客の利便性向上を図りたい星野リゾートとの目的が合致したため」とする。
同ステーションは同ホテルの利用者だけでなく、誰でも利用が可能。利用には専用のアプリが必要で、利用料金は30分以内300円、以降15分ごとに150円。12時間まで2000円。(野口賢清)