★函館真昆布魅力ぎゅっ（１６日）　函館市は、コンブ生産量日本一の産地をＰＲするため「函館真昆布ポータルサイト」の運用を始めた。コンブの種類や歴史、生産・流通の過程、販売店やレシピ集などコンブの魅力がぎっしり詰まったサイトで、函館真昆布の認知度向上につなげるのが狙い。
　★売り上げ３６億４５００万円（１６日）　函館市競輪事業部は、市営函館競輪場で６～９の４日間開催した大阪・関西万博協賛競輪函館競輪「ミリオンナイトカップ」（ＧⅢナイター）の売り上げ実績を公表した。当初予算で見込んだ３０億円を２１・５％上回る３６億４５４１万４３００円の好調な売り上げを記録した。
　★空き家２０２９棟、特定４６６棟（１７日）　函館市は、市内の空き家などの実態調査結果を公表した。道道函館上磯線（産業道路）の南西側エリアを初めて現地調査し、住人のいない管理不全な戸建てやアパートは８４５棟（建物数に占める空き家割合３・３％）で、これまで把握していた数（４５２棟）を大きく上回った。市全体の空き家は２０２９棟となり、うち倒壊の恐れがある危険な状態の「特定空き家」が４６６棟（０・５％）。市は所有者に適切な管理を要請し、解体撤去も含め指導に取り組む。
　★ベーコンがＧＰ（１７日）　食の専門家による食品・食材の認定制度「ジャパン・フード・セレクション」（日本フードアナリスト協会主催）で、函館市鈴蘭丘町の日本ハム北海道ファクトリー函館カール・レイモン工場のベーコンが第７５回グランプリを受賞した。創業当初から製造する伝統の味が評価を受け、岸部慶隆営業課長は「こだわりや信念を崩さず、これからもつないでいきたい」と意気込む。
　★函館に縄文拠点施設設置へ（１８日）　道が、世界遺産の価値や魅力を国内外に分かりやすく伝え、保全活動や調査研究の拠点にもなる施設を「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産を持つ函館市に設置する方向で検討していることが分かった。函館市などが誘致を要望していた世界遺産センターに相当するもので、道は今年１２月に方針を決定する。
　★八雲バス事故１年（１９日）　八雲町野田生の国道５号で都市間高速バストラックが衝突し５人が死亡した事故が発生してから丸１年を迎えた１８日、事故現場では町民や関係者が黙とうや献花を行い、犠牲者を追悼した。
　★１２月下旬に開業延期（１９日）　２０２２年７月に閉店した旧イトーヨーカドー函館店（美原１）の建物を活用した複合商業施設に関し、開業時期が１２月下旬に延期される見通しであることが分かった。所有する不動産業の一位物産（本町、村上幸義社長）は２階フロアを先行開業する計画を示していたが、他の階では工事を行うため、来店客の安全を考慮し、全館同時開業を目指す考え。
　★函館市職員の相談２１件（２０日）　函館市は、市が受け付けた市職員のパワハラ、セクハラの相談件数が２０１５～２３年度の９年間で計２１件（うち直近５カ年１７件）だったと明らかにした。２３年度は前年度比４件増の７件で、相談窓口の周知が進んで相談に抵抗感がなくなっていることが背景にある。また、うつ病などの精神疾患で休職した市職員は、直近５カ年で計５２人に上ることも分かった。
　★中元商戦、道南産品充実（２０日）　丸井今井函館店（市本町）は１９日、７階催事場に「お中元ギフトセンター」を開設した。会場では定番のハムやビールなどギフトの見本を展示し、７月３１日まで注文を受け付けている。
　★簡易型エアコン今月設置完了へ（２１日）　函館市教委は、全市立学校５８校の教室に簡易型エアコン（スポットクーラー、窓設置型エアコン）の設置が今月末までに完了する見通しを明らかにした。また、保健室に限って既に設置済みの北昭和小、本通小、巴中、南茅部中、市立函館高を除く全学校に常設タイプエアコンを今月末までに設置する。教室への常設タイプ設置は今年度中に実施設計を終え、２０２５年度から順次設置を始める計画だ。
　★七五郎沢施設更新へ（２２日）　函館市は今年度、市内の家庭から出る燃やせないごみと粗大ごみを埋め立て処分する施設「市七五郎沢廃棄物最終処分場」（東山町）について、老朽化に伴う破損の恐れがあるため、汚水処理施設の排水を浄化する回転円板２機の更新工事を行う。更新済みの２機と合わせ、非常時にも円滑に対応できる体制を整える。
　★森高野球部復活へ（２２日）　４月に森町地域おこし協力隊に就いた同町出身で元プロ野球選手の吉田雄人さん（２９）が、森高校（佐紺摂子校長、生徒７３人）の野球部を復活させようと活動を始めた。２０日、同高グラウンドで野球体験会を開き、集まった生徒１５人が吉田さんとのキャッチボールやバッティングの体験を通して野球の楽しさに触れた。