★「大船遺跡保存活用計画」策定へ（１４日）　函館市教委は今年度、市大船町の史跡大船遺跡の保存、活用の基準や方針を定めた「史跡大船遺跡保存活用計画」の策定を進める。計画検討委員会が市が示した素案を基に議論を重ね、来年２月の成案化を目指す。
　★ＵＷ旗掲揚、箱館丸ＰＲ（１４日）　函館市大町で展示されている復元船「箱館丸」などで１３日、世界共通の国際信号旗で「貴船の安全航海を祈る」の意味を持つ「Ｕ旗・Ｗ旗」の掲揚が始まった。３０年以上続けられ、今年は道の駅なとわ・えさん（日ノ浜町）も加わり、函館・北斗市の計１４カ所で行う。
　★夏の夜空に大輪鮮やか（１５日）　函館港花火大会（函館新聞社主催）が１４日夜、函館市豊川町の豊川埠頭（ふとう）をメイン会場に開かれた。会場や埠頭周辺に集まった観客は、夏の夜空を鮮やかに彩る花火を楽しんだ。
　★大盛況で函館競馬閉幕（１５日）　日本中央競馬会（ＪＲＡ）の函館競馬は１４日、今年の最終日を迎えた。午前中から晴れ間が広がる好天に恵まれ、函館競馬場（駒場町）には道内外から１万３９３０人の競馬ファンらが来場。メインレース「函館記念（ＧⅢ）」は大歓声が響いたほか、ゲストで来場した俳優、タレントの岡田結実さんのトークショーなどで盛り上がりを見せた。
　★未利用魚新ブランド（１７日）　函館市内の企業などが連携し、未利用魚の活用に取り組む「未利用魚介プロジェクト」は、道産のサンマやホッケなど定番の魚を函館産マコンブだしに漬け込み焼いたレトルト商品の新ブランド「本日の焼きさかな」を立ち上げた。今後認知度が増えたり、おいしさが浸透したりした未利用魚は「利用魚」として同ブランドに格上げし販売する。
　★函館で熱戦「王位戦」（１８日）　将棋の藤井聡太王位（２１）＝竜王・名人・王座・棋王・王将・棋聖＝に、渡辺明九段（４０）が挑戦する「伊藤園お～いお茶杯第６５期王位戦七番勝負」（新聞三社連合主催）の第２局が１７日、函館市湯川町１の「湯元啄木亭」で始まった。先手の渡辺九段が５３手目を封じ手として１日目の対局を終了した。
　★ハグロトンボ北斗市内で捕獲（１８日）　本州以南が生息域で、真っ黒な羽を持つハグロトンボが北斗市内で捕獲された。北海道トンボ研究会（札幌）によると、これまでは青森県内が北限の生息域とされ、道内で目撃報告がない種類で初めての確認。研究会は「偶発的飛来ではなく定着している可能性がある」としている。
　★函館対局、渡辺九段制す（１９日）　将棋の「伊藤園お～いお茶杯第６５期王位戦七番勝負」（新聞三社連合主催）第２局は１８日、函館市湯川町１の「湯元啄木亭」で対局を再開し、午後５時４０分ごろ、９７手で挑戦者の渡辺明九段（４０）が藤井聡太王位（２１）＝竜王・名人・王座・棋王・王将・棋聖＝に勝ち、対戦成績を１勝１敗とした。
　★少年団、減少止まらず（１９日）　　函館市スポーツ少年団員の減少に歯止めが掛からない。市教委によると、２０２３年度は軟式野球やサッカー、柔道など８競技の登録団体数は前年度と同じ４２団体、団員数は同１２人減の８０３人。少子化や新型コロナウイルスの感染対策での行動制限も影響し、子どものスポーツ離れが進んでいる。
　★女性相談２２４１人（２０日）　函館市は、市での２０２３年度の女性相談の件数が前年度比５３人減の延べ２２４１人だったと明らかにした。内容は、虐待や家庭内不和に関するものが多く、２０代以下の若年層からの相談件数も一定数ある。市は国が策定した女性支援新法に基づき、基本計画の計画が必要と判断、庁内で手法などの検討を進めている。
　★市民の森でアジサイ見頃（２０日）　函館市上湯川町の総合公園「市民の森」で、群生するアジサイを楽しむイベント「アジサイウイーク」が８月４日まで開かれている。園内は見頃を迎えたアジサイが青と白のコントラストを演出し、来園者の目を楽しませている。