★AI乗り合い交通、10月から(1日) 函館市は、10月15日~来年2月11日に人工知能(AI)が最適なルートを導き運行する乗り合い交通の実証実験を、市内西部地区で行う。運行エリアは同地区11町で、バスの運行本数の少なさや、バス停までの距離の遠さに悩む交通弱者に対し、移動手段を確保する解決策の一つで、利用者数やアンケート結果を踏まえ、運行の可能性を検討する。
★機体誘導できた(1日) 空港や航空機に親しむ空の祭典「函館エアポートフェスタ‘24」(実行委主催)が8月31日、函館空港で開かれた。航空機の誘導体験や多彩なステージを催し、多くの家族連れでにぎわった。
★秋の「バル街」にぎわう(2日) 街をスペインの立ち飲み居酒屋「バル」に見立てたイベント「第36回函館西部地区バル街」(実行委主催)が1日、同地区で開かれた。函館をはじめ、道南や青森から計63店舗が参加。多くの市民が繰り出し、はしご酒を楽しんだ。
★水産業専門人材育成へ(2日) 北大地域水産業共創センターは、函館市の基幹産業の水産業の専門人材育成に向け、北大水産学部など市内4高等教育機関の学生を対象に「水産学演習」を展開している。専門家や生産者、事業者の講義を通じ、水産業の現場を知り、若者の地域定着につなげるのが狙いだ。
★函館、全道下回る(3日) 函館市教委は、今年度の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を公表した。平均正答率は、小学校の国語が66%と全道より1ポイント、算数が58%と同3ポイント、中学校の国語が54%と同4ポイント、数学が47%と同4ポイントそれぞれ下回った。
★木彫り熊100周年、歴史や魅力語る(3日)
9月3日の「クマさんの日」にちなみ、八雲発祥の「木彫り熊」100周年を祝う「クマさんの日トークイベント」(町教委主催)が8月31、9月1の両日、はぴあ八雲で開かれた。木彫り熊のルーツとされるスイスの木彫工房の経営者らをゲストに迎え、誕生に深く関わった尾張徳川家の歴史や、次の100年を見据えた魅力について考えた。
★努力する姿に勇気と感動(4日) パリパラリンピックの車いすラグビー決勝(日本時間3日)で米国を破り金メダルを獲得した日本代表で、エースとして活躍する池崎大輔選手(46、三菱商事/BLITZ)の出身地、函館市ではお祝いムードが高まった。市総合福祉センターでは「祝金メダル」と書いた垂れ幕が登場し、仲間や函館市社会福祉協議会の職員が拍手で健闘をたたえた。
★創業支援、今年度は3件(5日) 函館地域産業振興財団(久保俊幸理事長)は、起業予定者や創業間もない事業者を支援する今年度の「創業バックアップ助成金」の採択者に、北斗市のサークルツーリズム業「いかさるサイクルHK」代表の剣持英明さん(59)、35歳未満の若者枠として函館市のチョコレート製造・販売「スーリールショコラ」の松田琴絵さん(30)、公立はこだて未来大3年の松下文太さん(20)の計3人を決定し、各100万円を助成した。
★物語を朝ドラに(5日) 旧国鉄総裁で「新幹線の生みの親」と呼ばれた十河信二(そごう・しんじ)と函館出身の妻キクが主人公のテレビドラマ化を目指している愛媛県西条市の関係者が3、4の両日、道南入りした。家族の愛情物語を軸に日本の鉄道発展を描きたい考えで、玉井敏久市長は函館市長、七飯町長に活動への理解と支援を要請し、機運醸成を図った。
★函館へ移住、23年度18組30人(6日) 函館市議会第3回定例会は5日、予算決算特別委員会の総務分科会で質疑を行った。市は、2023年度の市内への移住者が18世帯30人だったと明らかにした。前年度より5人多い。今年度は、新たに市内への本格的な移住を決断する前に仮住まいを体験する「お試し移住事業」を、今月下旬~来年2月末に行う方針も示した。
★スルメイカ8月51トン(7日) 函館市農林水産部がまとめた市水産物地方卸売市場での8月の生鮮スルメイカ取扱量は、前年比14トン増の51トンとなった。前年同期を上回ったが、漁期ごとの統計を取り始めた2005年以降で、昨年(37トン)に次いで過去2番目に少なかった。今季も記録的な不漁は色濃く、秋以降も低調な漁獲が続く見通し。