★「はこスマセット」食べよう(25日) 函館市は9月、健康に配慮したメニュー「はこスマセット(はこだてスマートバランスセット)」を、市の登録要件を満たす飲食店や総菜店、コンビニエンスストアなどで食べると、市の健康ポイントアプリ「Hakоbit(ハコビット)」のポイントを300ポイント付与する。通常の2倍のポイントを獲得でき、栄養バランスの良い食生活の啓発を強化する。
★世界王者へ全力の一投(25日) フィンランド発祥の投てきスポーツ・モルックのアジア初となる「2024モルック世界大会in函館」(国際モルック連盟主催)は2日目の24日、函館市の昭和公園(昭和町)と函館高専(戸倉町)で予選リーグ戦を行った。15の国と地域から集まった672チーム、約3350人が25日の決勝トーナメント進出を目指し熱戦を繰り広げた。
★3日間の熱戦に幕(26日) 「2024モルック世界大会in函館」(国際モルック連盟主催)は最終日の25日、函館市の昭和公園で決勝トーナメント、函館高専と同公園でフレンドリートーナメントをそれぞれ行った。函館・道南勢は11チームが決勝トーナメントに残り、市内のチーム「HAKONIWA」の3回戦進出が最高位。決勝は、明石モルック倶楽部(兵庫県明石市)がOh la la(フランス)を破って優勝を飾り、3日間の熱い戦いに幕を下ろした。
★駒ケ岳で訓練とPR(27日) 26日が今年から「火山防災の日」となったことを機に、道警、消防などは同日、駒ケ岳噴火の恐れが高まったとの想定で、森町内で住民や登山者などの救助訓練を展開した。また、函館地方気象台は自治体などと連携し入山者への周知活動を行った。
★ワイン年間2万本見込み(27日) 北斗市向野でワイン醸造用ブドウの栽培に取り組む「torocco(トロッコ)」(長尾彰浩社長)のワイナリー竣工(しゅんこう)式が26日、同所で開かれた。約40人が参加し、同所で本格的に始まるワイン生産に期待を寄せた。
★9月末にも組合設立認可申請(28日) 函館市は、JR函館駅前の百貨店「棒二森屋」跡地の再開発計画に関し、函館駅前東地区市街地再開発準備組合(渡辺良三理事長)が、9月末にも道への組合設立認可申請を行う見通しを明らかにした。ホテル建設について、ホテル事業者自らホテル棟を建設し、建物と敷地を取得し運営する方針がまとまったため。開業時期は当初案の2028年10月から29年5月となり、7カ月遅れる。
★コンセプト見直し(28日) 道南最大の食のイベント「はこだてグルメサーカス」の実行委は27日、2025年度の開催からコンセプトを見直し、北海道新幹線札幌延伸に向け、沿線自治体をはじめとした道内の地域間連携や魅力発信の強化を軸に据え、将来的には広域観光連携の旗印となるイベントを目指す方向性を示した。
★活性化戦略などに生かす(29日) 函館市の大泉潤市長は28日、定例記者会見を開いた。今月8日に市政策アドバイザーとの意見交換会を開催したことに関し「専門的見地から多岐にわたるアドバイスをもらった」とした上で、今年度中に策定する次期市活性化総合戦略や、来年度中の策定を予定する市中小企業振興基本条例に基づく「経済振興プラン(仮称)」検討の参考にする考えを示した。
★昨年、過去5年平均下回る(30日) 道総研函館水試が発表した道南太平洋でのスルメイカ分布密度の調査によると、分布密度は昨年と過去5年(2019~23年)平均を下回った。魚体サイズは平年より小さい個体が多かった。9月以降も低調な漁獲状況が続く見通し。
★辻選手、頑張って(30日) パリパラリンピックの陸上競技に出場する函館出身の辻沙絵選手(日体大教、29)のレースを前に、辻選手がハンドボールを始めた小学生チーム「かやげハンドボールクラブ」(高橋英明監督)の選手や指導者が熱心にエールを送っている。
★家庭ごみ減、事業ごみ増(31日) 函館市環境部は、2023年度の一般廃棄物の処理状況をまとめた。家庭系ごみは前年度比5・8%減の6万761トン、事業系ごみは同2・9%増の3万6282トンで、総排出量は同2・7%減の9万7043トン。家庭系ごみの減少は、新型コロナウイルス5類移行で行動制限が緩和され、在宅時間が短くなったほか、人口減や物価高を反映した。