★エゾシカ生息3万~22万頭(18日) 道は、道内での2023年度エゾシカ推定生息数をまとめた。南部(後志、渡島、桧山管内)は過去最多水準の3万~22万頭と推定、前年度(3万~18万頭)に比べ微増となった。人間が捕獲しても、エゾシカの繁殖・増加スピードに追い付いていないことが要因とみられる。南部を除く全道の推定生息数は、前年度より1万頭多い73万頭と推計している。
★晩夏の夜空きらめく(18日) 函館の晩夏の風物詩「第59回函館湯の川温泉花火大会」(実行委主催)が17日、市湯川町の松倉川河畔で開かれた。大勢の市民や観光客が次々と打ち上がる大輪の花火を楽しんだ。
★児童数2年連続9000人割る(20日) 函館市教委は、今年度の市立小中学校の児童生徒数(5月1日現在)を公表した。小学校39校が前年度比381人減の8458人で、2年連続で9000人を割った。中学校19校が同112人減の4590人(どちらも特別支援学級を含む)となった。減少人数合計は493人で、前年度(405人)より増え、少子化に拍車が掛かっている。
★海の魅力を再発見(20日) 函館えさん小学校(笹原史裕校長、児童35人)は19日、地元の海の魅力を体験するイベント「CSえさん小磯遊び」を大澗町の大澗漁港近くの海岸で行った。児童30人は浜辺のボランティア清掃をしたほか、潮だまりで遊んだり、生き物を捕まえたりして夏の楽しい時間を過ごした。
★純白の花、幻想的(20日) 函館市の五稜郭タワー(中野恒社長)は19日、アトリウムで植栽する「月下美人」の鑑賞会を開いた。予定より早く前日から咲いたため、しぼんだ花とこの日に開いた花を見る形となり、約60人の来場者が一晩しか咲かせないことで知られる幻想的な花を楽しんだ。
★プラ容器適正分別、微減(21日) 函館市環境部がまとめた今年度のプラスチック容器包装組成分析調査によると、適正分別した割合は重量比で90・51%となり、前年度より0・78ポイント減少した。同部は、2022年度が新型コロナウイルス感染対策「ステイホーム」で割合が悪化(86・53%)しており、24年度は例年並みの水準に戻りつつあると分析している。
★首都圏IT企業と協議(21日) 北斗市の池田達雄市長は20日の記者会見で、首都圏のIT企業との間でJR新函館北斗駅前周辺へのサテライトオフィスの開設に向け、協議を進めていることを明らかにした。
★函館市大町に複合施設(22日) 宿泊施設の開発や運営などを手掛ける「Staple(ステイプル)」(本社・広島県)が、函館市大町に飲食店やドミトリーを備えた木造3階建てホテル「SOIL Hakodate(ソイルハコダテ)」や、中高価格帯のホテルを含む複数施設の建設を計画している。同地区で1月から、同社子会社のステイプル函館が一棟貸しの宿泊施設を運営しており、ファミリー層だけでなく1~2人の少数利用や富裕層などの幅広いニーズに応え、地元住民も集まる交流拠点としたい考え。
★「カムカムやさイカ」金賞(22日) 函館市は21日、野菜をメインに使って簡単に作ることができる料理「ベジプラ!楽うまレシピ」コンテストを、函館短大付設調理製菓専門学校で開いた。市民が応募した12品について試食審査した結果、珍味のさきイカを使った「カムカムやさイカ」(応募者・銭谷加奈さん)が金賞に選ばれた。
★入館者の回復着々(23日) 函館市は、JR函館駅前の再開発ビル「キラリス函館」の3、4階に整備した「はこだてみらい館」「はこだてキッズプラザ」の2023年度入館者数をまとめた。みらい館は前年度比5・8%増の5万8900人、キッズプラザは同27・5%増の10万8608人と共に増加。新型コロナウイルス5類移行で人の流れが回復したことや、函館を訪れる観光客が再び多くなったことが背景にある。
★函館でモルック世界大会始まる(24日) フィンランド発祥のスポーツ・モルックのアジア初となる「2024モルック世界大会in函館」(国際モルック連盟主催)が23日、函館市の昭和公園で開幕した。初日は開会式のほか、参加各国の選手が集う国別対抗戦などを行い、選手たちがプレーとともに早速交流を深めた。