★世界大会成功へ機運醸成(11日) 23~25日に函館市内でフィンランド発祥のスポーツ「モルック世界大会in函館」(国際モルック連盟主催)が開かれるにあたり、同連盟は10日、はこだてビール(大手町)で記者会見を開いた。大会主催者がアジア初開催となる大会の成功を誓った。
★お盆、古里で「ただいま」(10日) お盆を古里や行楽地で過ごす人たちの帰省ラッシュが10日、ピークを迎えた。新型コロナウイルス5類移行から1年が経過したこともあり、北海道新幹線のJR新函館北斗駅は帰省客で混雑した。
★国際色豊かな7日間演出(12日) 函館市の元町公園を主会場に5日始まった「第17回はこだて国際民俗国際芸術祭」(ワールズ・ミート・ジャパン主催)は最終日の11日、多くの市民や観光客が世界各国から集まったアーティストの演奏や舞踊に触れ、盛況のうちに幕を下ろした。
★454人、感動胸に刻む(12日) 市民創作「函館野外劇」の第36回公演「星の城、明日に輝け」(NPO法人市民創作「函館野外劇」の会主催)は11日、千秋楽を迎えた。函館市芸術ホールで2回公演を開き、市民や観光客合計454人が来場、郷土の歩みを壮大に表現した歴史絵巻に引き込まれた。
★空き家バンク設置へ(13日) 函館市は、空き家の利活用を促進するため、市内の空き家情報をウェブ上で公開する「函館市空き家バンク」を設置する。市の公式ホームページ内に開設を予定し、空き家所有者と活用したい人のマッチングを進めるのが狙い。市都市整備課は「今秋以降のできるだけ早い時期に創設したい」としている。
★盆休み道南に活気(13日) 盆休みに入り、道南各地は観光客や帰省客で真夏のにぎわいが見られている。函館ベイエリア付近では、金森赤レンガ倉庫や飲食店などを目当てに国内外から訪れた多くの観光客が行き交い、近隣の駐車場も時折満車状態となり混み合った。
★商談通じ磨き上げ(14日) 函館市は、食関連事業者の商談力アップや販路拡大につなげようと、百貨店大手の高島屋(大阪)のバイヤーを招いた「ビジネスマッチング商談会兼商談セミナー」を開いた。事業者が自社商品をPRするとともに、バイヤーからアドバイスを受け食の磨き上げにつなげた。
★ご先祖様安らかに(14日) 旧盆の初日を迎えた13日、函館市内の墓地や寺院には、多くの墓参者が訪れた。東山町の東山墓園では時折雨が降る中、朝から市民が足を運び、祖先の霊に手を合わせていた。
★道南政界、批判、評価交錯(15日) 岸田文雄首相が9月に行われる自民党総裁選への不出馬を表明した14日、道南の政界関係者の間では評価と批判の声が交錯した。
★戦没者や遺族の声、平和希求の土台へ(15日) 北斗市歴史研究会会長の島津彰さん(74)は、太平洋戦争下の旭川と樺太(サハリン)の師範学校での師範教育や戦没者について、文献や記録を基にこれまで調査した結果をまとめた。
★6年ぶり大神輿134段一気に(16日) 函館市谷地頭町の函館八幡宮(川見順春宮司)の例祭が15日、開かれた。市の有形文化財に指定されている大神輿(みこし)が西部地区を巡行した後、拝殿に続く134段の石段を一気に駆け上がる「石段かけのぼり」が行われた。
★庁内会議で企業誘致強化へ(17日) 函館市は今年度、市外企業の誘致を強化する。庁内で部局横断的な体制「企業誘致推進会議」を新たに立ち上げ、各部局が持つ情報を持ち寄り、アイデアを出し合うことで、戦略的に企業誘致を進める考え。2023年度、誘致に成功した企業件数は過去5年で最多の13社となったが、市は補助金など手厚い支援策を整え、企業誘致の一層の拡大に取り組む。