★市民スケート場を再整備(6日) 函館市教委は市民スケート場(金堀町)の施設整備について、2020年度工事のため開設せず、21年12月の再オープンを目指す方針だ。現在は市文化・スポーツ振興財団の事業だが、道南唯一のスケート場として冬季スポーツの振興を図るため、市教委が主体となり、公共施設として再整備する。
★森町にキッチンバス初お目見え(6日) 「もりまち桜まつり」会場の森町青葉ケ丘公園で5日、森町産の食材を使ったフランス料理のフルコースディナーが振る舞われた。約30人が厨房を設えたバス「クルーズキッチン」で作られた料理に舌鼓を打ち、森町の食材の豊富さを実感した。
★Uターンラッシュで新駅や空港にぎわう(6日電子版) 大型連休最終日の6日、帰省先や旅行先から戻る人たちのUターンラッシュで新函館北斗駅や函館空港は大勢の人でごった返した。
★北斗で陣屋まつり、雨天も輪踊りやサクラ楽しむ(8日) 「北斗陣屋桜まつり」が6日、国指定史跡、松前藩戸切地陣屋跡(野崎)で開かれた。悪天候に見舞われながらも、家族連れらがサクラの花見をしながら催しを楽しんだ。
★大型連休、前半と後半で明暗(8日) 最大で9連休となった春の大型連休(4月28日~5月7日)は、函館市内では29、30の両日に花見のピークを迎えるなど、前半は各地で見頃となったサクラを楽しむ人でにぎわった。一方で後半は雨や肌寒い日が続き、客足も鈍化した。
★東大地震研、断層の地下構造探る調査開始(9日) 東京大学地震研究所は8日、江差町から七飯町まで54キロにわたって、地下にある断層の形状などを明らかにする調査を始めた。観測データから断層の三次元モデルを作り、断層型地震による津波高や揺れの強さをより正確に予測した上で、将来的には自治体ごとの防災対策に役立ててもらう狙い。
★みらい館、4月入館者12%増(9日) 函館市が公益施設「はこだてみらい館」(キラリス函館3階)の大人入館料を引き下げてから1カ月が過ぎた。4月の入館者は4057人で、前年同月と比べて12%増加。大型連休中の入り込みも好調で、一定の効果を上げている。
★木古内のシバザクラが見頃に(10日) JR東日本の豪華寝台列車「トランスイート四季島」が9日、道内周遊を終え、道南いさりび鉄道線を通って本州に戻った。同線沿線の「札苅村上芝桜園」(木古内町札苅)には、手入れされたシバザクラと四季島の姿を撮影しようと20人以上の人が待ち構え、列車が姿を現すと手を振って出迎える姿も見られた。
★南かやべ漁協が海流データで小型クロマグロ混獲防止対策へ(10日) 南かやべ漁協は小型太平洋クロマグロ(30キロ未満)の操業自粛を受け、混獲を含めた水揚げを防止するための対策に乗り出した。函館国際水産・海洋都市推進機構に協力を要請、海流などのデータを提供してもらい、定置網を設置する海域でのクロマグロの来遊量などを予測し混獲防止に役立てる。
★急行店主一周忌に超特急「やきそば」オープン(11日) 昨年5月、店主の垣内キミさん(享年88)が亡くなり、60年以上の営業に幕を下ろした木古内町本町の「駅前飯店 急行」の名物やきそばの味を再現したメニューを提供する「超特急やきそば」が16日、函館市若松町11の函館朝市内にオープンする。
★「トウフューチャー」始動(11日) 函館豆腐油揚組合は今年度、初の地元豆腐店活性化プロジェクト「To Future(トウフューチャー)」を始動する。大豆栽培から豆腐を作って販売に至るまで一貫して行う全国でも珍しい試みで、地元産豆腐の話題性を高め、客を呼び込むきっかけにする。
★七飯町予算案、一般会計114億2500万円(12日) 七飯町の中宮安一町長は11日、4期目の政策的経費を盛り込んだ今年度の各会計補正予算案を発表した。当初予算と合わせた一般会計予算額は前年度当初比7・9%減の114億2500万円。16日開会予定の町議会臨時会に提案する。
★箱館戦争戦没者の冥福祈る(12日) 戊辰戦争最後の戦場となった箱館戦争は、1869(明治2)年5月11日に新政府軍による箱館総攻撃があり、市街地が戦火に見舞われ、激戦は18日の榎本武揚による降伏で終結した。函館市内のゆかりの地では11日、戦没者の霊を慰める慰霊行事が執り行われた。