★映画「きみの鳥はうたえる」クランクイン(4日)函館の市民映画館シネマアイリスが制作を手掛ける映画「きみの鳥はうたえる」(三宅唱監督)の撮影が3日、市内で始まった。撮影初日、現場を訪れていた菅原代表は「佐藤泰志さん初期の代表作を、若いスタッフやキャストと一緒に映像化できる喜びをかみしめている。素晴らしい映画になる手ごたえを感じる」と話した。
★道南いさりび鉄道の新色車両が登場(4日)道南いさりび鉄道の新色車両が3日、運行を開始した。秋をイメージした「濃赤」のオリジナル色で、午前11時54分に函館駅を出発。ホームでは訪れた鉄道ファンらが車両を写真に収めていた。
★函館市議会の昨年度政務活動費使用率59%(5日)函館市議会事務局は、2016年度の政務活動費収支報告書を公表した。交付総額は1620万円で、使用額は964万3874円、使用率は59・5%だった。使用率は2012年度以降でみると、12年度(65・7%)に次いで2番目に高かった。
★浅井ゲルマニウム研究所の論文2本掲載(5日)函館市鈴蘭丘町に研究施設を持つ浅井ゲルマニウム研究所(本社・神奈川県川崎市)が発表した二つの論文がこのほど、英文の学術誌に掲載された。自社開発の有機ゲルマニウム化合物について、鎮痛効果がある分子と作用する仕組みなどを解明したもので、同社は今後のさらなる研究開発につなげたい考えだ。
★棒二森屋、閉店を検討(6日)棒二森屋(函館市若松町、小賀雅彦店長)を運営する「中合」(本社・福島県)が、経営力強化のため、同店の閉店を選択肢の一つとして検討していることが、5日までにわかった。売り上げ不振や老朽化した建物の耐震化工事に高額な費用が必要となることなどが理由とみられている。
★春の高校野球道大会で函大有斗、一歩及ばず準V(6日)高校野球の第56回春季北海道大会(道高野連など主催)は5日、札幌円山球場で決勝を行い、函館支部代表の函館大付属有斗(3年ぶり33回目)は駒大苫小牧(5年連続14回目)と対戦、4―6で惜敗し、6年ぶりの優勝を逃した。
★函館市のふるさと納税1000万円超(7日)函館市の「ふるさと納税」制度で、4月に募り始めた大間原発(青森県大間町)建設差し止め訴訟の費用に充てる寄付金が1000万円を上回った。わずか2カ月で昨年度の寄付額(約90万円)の10倍以上に到達、市財務部は「市の取り組みに賛同する人が増えているのではないか」と受け止めている。
★函工、大野農1学級減へ(7日)道教委は6日、2018年度から20年度の公立高校配置計画案を公表した。渡島管内は、函館工業、大野農業を20年度から1学級減とする方針を明らかにした。渡島学区内の18年度中卒者数(見込み)は、前年に比べ108人減るため、普通科、職業科のバランスを取りながら学級を減らしていく。
★立待岬でハマナス咲く(8日)函館市内では、北海道の花・ハマナスが咲き始め、観光名所の立待岬でも10センチ近くある大きな紅色の花が訪れた人を彩と香りで楽しませている。
★日吉コミュニティエリアで施設の建設工事始まる(8日)医療・介護、住まい、生活支援などのサービスを一体的に提供する「函館日吉コミュニティエリア」(日吉町4)で7日、高齢者施設の建設工事が始まった。現地では地鎮祭が行われ、市や施設などの関係者ら約50人が参列し工事の成功を祈った。
★京都の堀内さん、函館愛こもった曲「函館物語」制作(9日)京都で音楽制作を手掛ける堀内圭三さんが、このほど函館市を舞台にした曲「函館物語」を発表した。演歌歌手の柳田道春さんが歌っており、男女が函館の街で愛を誓い合う一曲に仕上がった。堀内さんは「京都と函館を結ぶ絆(きずな)の歌になれば」と期待を込める。
★16年度の函館市家庭ごみ、有料化以降過去最少(9日)函館市がまとめた2016年度の市内のごみ排出状況によると、家庭ごみの排出量は前年度比1411トン減の6万8660トンと、ごみ処理の有料化が始まった02年度以来、過去最少となった。
★陸自機墜落現場の調査終了(10日)陸上自衛隊のプロペラ機が茂辺地の山中に墜落し、乗員4人全員が死亡した事故で、陸自航空事故調査委員会は8日までに事故現場での調査を終了したと発表した。現場調査は事故から2日後の5月17日から始まり、延べ4300人の隊員が部品の回収などにあたった。