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ドクターコラム/亀田病院 糖尿病代謝・甲状腺内科医師 桑原一宏さん

 チーム医療を目指して

 私は甲状腺と糖尿病、内分泌を専門としています。いずれも目に見えないホルモンに関わる疾患です。英語のHormoneは呼び覚ますというギリシャ語の「ホルマオ」に由来します。古代から「何か目に見えない物質が全身を駆け巡り、活力を与える作用をしている」と気付いていたようです。眠い、意欲が湧かない、気分が沈む、疲れる、寒がり、体重が増える、便秘。こんな症状の方よくいませんか?症状が臓器を越えて多彩なため不定愁訴と思われがちです。専門医が診るとこれは体と心を活発にする甲状腺ホルモンが低下する橋本病などの甲状腺機能低下症を疑います。血液検査で調べられ、甲状腺ホルモンを服用すると元気になります。反対にいらいらする、眠れない、動悸がする、汗をかく、暑がり。このような方もいませんか?女性なら更年期の症状と思われがちですね。専門医はバセドウ病などの甲状腺機能亢進症を疑います。不整脈が出ることもあり心臓の専門の先生と協力して診療します。うつ、もの忘れ、不眠症が目立つケースでは、脳神経内科の先生やこころの専門医と診療にあたります。
 なお11月14日は「世界糖尿病デー」で、当日は東京タワーや札幌テレビ塔などが一斉にブルーにライトアップされ、早期診断を促す啓蒙活動が行われます。糖尿病は膵臓から分泌されるインスリンというホルモンが不足したり、効きにくかったりするのが原因で、血糖値が高くなる病気です。世界で4億人以上の患者がおり、6秒に1人が糖尿病に関する病気で命を失っていると言われています。栄養、運動に力を入れている病院もあり、当院でも看護師、管理栄養士、理学療法士などと協力し、栄養指導や運動療法に力を入れています。皆さまもこまめに体を動かし予防に努めましょう。チーム医療を大切にし、Hormoneのように患者さまに活力を与えられる、そんな総合診療医師を目指し日々研鑽を積んでいきたいです。
(ハコラク 2020年10月号掲載)


略歴
平成13年、北海道大学医学部医学科卒業後、同大病院、倉敷中央病院、北海道循環器病院などを経て、令和2年3月、亀田病院へ着任。日本内分泌学会内分泌代謝科専門医、日本糖尿病学会糖尿病専門医。

亀田病院
函館市昭和1‐23‐11
☎0138‐40‐1500(代) 
http://www.hakodate-kameda-hp.com
■診療科目/内科、呼吸器内科、脳神経内科
                  消化器内科、糖尿病代謝内科
                  循環器内科、泌尿器科、整形外科
                  外科、形成外科、皮膚科
                  リハビリテーション科、放射線科
■外来診療受付時間/  8:45~11:30
                             13:00~16:30
■休診日/土・日曜・祝日
               年末年始・開院記念日(1月4日)



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