牛肉の旨みが詰まった
牧場仕込みのジャー黒グルメ
「山川牧場自然牛乳」は、道南で初導入したジャージー牛の生乳をブレンドする〝特濃牛乳〟をはじめ、生乳加工直売施設「山川牧場ミルクプラント」の開業以降、乳製品や食肉牛の生産にも着手。赤身の旨みが強いジャージー牛と程よくサシが入る黒毛和牛の交雑種・ジャー黒を３年かけて育て上げ、２種類の部位の焼き肉を乗せる「ジャー黒弁当」を発売した。ジャー黒は交配や育成が難しくほぼ市場に出回らない幻の牛と言われるが、試行錯誤の末、肉質の改良や生産数の増加に努めてきた。手塩にかけたジャー黒のすべての部位を味わってほしいと、自社のヨーグルトを隠し味に煮込むカレーやハンバーグも開発。生産者が手掛ける牧場グルメが手軽に堪能できる。
（ハコラク ２０２３年５月号掲載）
山川牧場ミルクプラント
七飯町大沼町６２８
☎０１３８‐６７‐２１１４
９：００～１７：００
※１１～３月は１０：００～１６：００
無休
（１１～３月は木曜定休、祝日の場合は営業し翌日休み）
禁煙 Ｐ有り
道南 逸品探しの旅 ２０２３④／七飯町 山川牧場ミルクプラント
日によって使用部位が変わる「ジャー黒弁当」（１，２００円）は、塩と特製ダレの２種類の味付けで提供。乳製品や土産品を販売する店内でイートインもできる。
「ジャー黒弁当」に使用する肉は、赤身の旨みが強いジャージー牛と程よくサシが入る黒毛和牛の交雑種・ジャー黒を３年かけて育て上げた。
食肉牛の育成を担当する山川涼平さんは、「こだわっておいしさを追求しているので、たくさんの方に食べてほしい」と精肉販売の準備も進めている。
店内
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