★プラごみ、未洗浄排出増加（２４日）　函館市は１０月１２日に市環境部海岸車庫（金堀町）で実施した、家庭から出された「プラスチック容器包装ごみ」の組成分析調査を公表した。適正に分別して処理された割合（重量ベース）は昨年に比べ３・４８％減少の８８・５３％で、２年ぶりに悪化した。

　★池崎選手が市を訪問、「次は違う色のメダルを」（２４日）　東京２０２０パラリンピックの車いすラグビーで銅メダルを獲得した日本代表のエースで函館出身の池崎大輔選手（４３）＝三菱商事／ＴＯＫＹＯ　ＳＵＮＳ＝が２２日、函館市の工藤寿樹市長を表敬訪問した。池崎選手は「３年後は違う色のメダルを持って報告に来たい」と話し、工藤市長は健闘をたたえ、特別表彰を贈った。

　★ハイカラ號乗車会楽しむ（２５日）　函館チンチン電車を走らせよう会（高田京子会長）とＮＰＯ法人函館市電の熟練工の技を伝える会（村上英彦理事長）が主催した箱館ハイカラ號の乗車会が２４日、市電五稜郭公園前―湯の川電停間で開かれた。市民ら約３０人が乗車し、車窓からの景色や客室に響く音などを楽しんだ。

　★スギの木でキャンピングカー（２５日）　函館市内の工務店「Ｉｏｒｉ　Ｈｏｕｓｅ　Ｄｅｓｉｇｎ＆Ｃｒｅａｔｅ」（谷地頭町、中澤夏樹代表）と「Ｙｏｓｈｉ　Ｗｏｒｋｓ」（赤川１、土田義人代表）が木材を使ったオーダーメイドのキャンピングカーを制作した。キャビンはスギの木をふんだんに用いたログハウスのような造りで、動く別荘のようだ。

　★岡田弘子さんしのび、お別れ会（２６日）　２０２０年５月２８日に亡くなった、元市立函館図書館館長の岡田弘子さん（享年９５）のお別れの会が２５日、五島軒本店で開かれた。午前１１時からは焼香のみとし約２０人が訪れ、午後２時からは岡田さんが代表理事を務めた函館啄木会などの関係者約４０人が参列した。

　★広域連携で旅行商品造成（２７日）　道南初の地域連携ＤＭＯ（観光地域づくり法人）の立ち上げを目指す協議会「ディスカバー・サウザン・ホッカイドウ」（八雲町、赤井義大会長）は２３日、道南の観光事業関係者を対象に、文化、健康、自然分野にスポットを当てたモニターツアーを開催した。道南地域での連携体制の構築と広域観光の推進を目指そうと企画し、モニターからのフィードバックを参考に、今後のツアー商品造成に役立てたい考えだ。

　★水稲収穫終了、収量良好も米価下落（２７日）　渡島総合振興局と桧山振興局が２１日公表した渡島、桧山管内での農作物生育状況（１５日現在）によると、水稲の収穫は渡島で平年より２日、桧山で５日早く終わった。収量は良好で、タンパク値も低いおいしいコメがとれたが、新型コロナウイルス禍に伴う外食需要の低下などでコメが余り、全国的に米価が下落している。

　★ホテル「恵風」、売却先決まらず（２８日）　函館市は、現在指定管理者が運営している「ホテル恵風」（恵山岬町６１、２９室）の売却候補先について、２社によるプロポーザル審査の結果、いずれも条件を満たさず不選定になったことを明らかにした。２０２２年からの民間による新体制での運営開始は大幅に遅れる可能性が出てきた。

　★大谷短大、大谷高と道警が交通事故防止にプロジェクトチーム（２８日）　日没が早い時期に増加傾向にある、歩行者が巻き込まれる交通事故を防ごうと、道警函館方面本部と函館大谷短期大学、函館大谷高校の学生や生徒らでつくるプロジェクトチームがこのほど、発足した。警察と地域の教育機関が連携して交通事故防止に係る商品開発は道内初の試み。

　★コロナ特別対策、３１日終了（２９日）　鈴木直道知事は２８日の定例記者会見で、新型コロナウイルス対策について、道独自に実施している秋の再拡大防止特別対策を期限の３１日で終了し、１１月１日から警戒レベルを「ステージ１」に移行すると明らかにした。飲食の場面で要請していた「４人以内」の利用も解除する。

　★除雪作業の無災害誓う（２９日）　函館開建函館道路事務所（河崎拓実所長）は２８日、北斗市追分４の同事務所で除雪出陣式を開き、５カ月間にわたる冬季の除雪作業の無事故、無災害を誓った。地元のゆうあい幼稚園（追分７）の園児ら約６０人も招待され、除雪車に声援を送った。

　★北斗市で秋サケ３８０匹死ぬ（３０日）　道東太平洋沿岸で赤潮による漁業被害が発生している問題で、上磯郡漁協（本所・知内町、西山武雄組合長）は２９日、北斗漁港（茂辺地、上磯両地区）でも秋サケ３８０匹（同日現在）が死んでいた被害を明らかにした。道総研函館水試が海水を調べた結果、漁業被害の原因となるプランクトン「カレニア・ミキモトイ」が検出された。

　★白鳳章にＭＢ混声、天満さん（３０日）　函館市文化団体協議会（鈴木大有会長、３６団体）は今年度の白鳳（はくほう）章と青麒（せいき）章の受賞者を発表した。白鳳章は函館ＭＢ混声合唱団と書家、天満篤子さん（６７）＝函館書藝社＝、青麒章には天満谷貴之さん（４５）＝同＝が選ばれた。