★函館奉行醸造へ稲刈り(6日) 函館の地酒「函館奉行」の原料となる酒造好適米「吟風(ぎんぷう)」の稲刈りと新酒醸造祈願祭が5日、市内米原町の水田であった。北海道食品開発流通地興(谷沢広代表理事)の7年目の酒造りで、たわわに実った黄金色の稲を手刈りして銘酒の誕生に期待した。
★避難所生活は「大変」(7日) 函館市青少年研修センターの主催事業「避難所生活体験」が5、6両日、同センターで行われた。函館・近郊の小学3~6年生と中学1年生計37人が停電している中での避難所生活を体験。6日には谷地頭町会と合同の「ファミリー防災訓練」もあり、防災への意識を新たにした。
★QRコードで朝市店舗情報(8日) 函館朝市協同組合連合会は今月、加盟店の店舗情報をスマートフォンやタブレット端末で確認できるよう、約150軒の店頭にQRコードの掲示を始めた。学生が考えたアイデアを採用し、観光客に店の推奨商品や特色を伝えるのが狙い。朝市で通訳業務にあたる「タビヤク」の協力を得て、今後は英語や中国語など外国語版の情報ページも作る予定だ。
★函高専3人、日本最大級の大会へ(8日) 函館高専生産システム工学科情報コース5年の吉田拓夢さん、久米田羽月さん、佐藤拓実さんのチームが、学生対象の開発コンテスト「ハック・ユー」(ヤフー主催)の仙台大会で最優秀賞を獲得し、12月の社会人を交えた日本最大級の開発コンテスト「ハック・デイ」(同社主催)への出場を決めた。
★来年7月5日、函館マラソン開催(9日) 函館マラソン大会実行委(岡部寿一委員長)は8日、2020函館マラソンを来年7月5日に開催することを明らかにした。定員はフル、ハーフ合わせ8000人(先着順)で、来年2月中旬からエントリーを受け付ける。
★介護助手で「負担軽減」83%(10日) 函館市の介護助手事業に参加した市内2事業所が行ったアンケートで、介護職員の83%が業務負担が軽くなったと感じていることが分かった。一方、介護助手を導入しても人手不足感は依然として強いと答えた人も87%に上り、介護専門職の人材不足が深刻化な実態が浮き彫りになった。
★函大柏稜、函工とも初戦敗退(10日) 春のセンバツにつながる第72回秋季北海道高校野球大会(道高野連など主催)第4日は9日、札幌円山、麻生両球場で2回戦4試合を行った。函館柏稜は札幌龍谷と対戦し、0―8の8回コールドで敗れた。函工も7日に札幌日大と対戦し、0―4で涙を飲んだ。
★決算4億3900万円の黒字(11日) 函館市は、2018年度一般会計決算の確定値を公表した。一般会計の歳入から歳出を差し引いた実質収支は4億3900万円の黒字を確保。国・道からの補助金の精算不足分3億600万円を加えると、7億4500万円となり、黒字幅は17年度(5億1300万円の黒字)に比べ拡大した。特別会計を含めた全10会計で2年連続黒字を実現した。
★縄文の魅力、紙芝居で(11日) 道中小企業家同友会函館支部道南観光研究会は10日、函館市教委にオリジナルの縄文紙芝居を寄付した。北海道・北東北の縄文遺跡群が、2021年の世界文化遺産登録を目指す国内の推薦候補に選ばれたことを受け、機運の醸成につなげるのが狙い。
★台風接近、道南警戒(12日) 台風19号の接近に伴い、道南では12日に函館と本州を結ぶ空の便の多くが欠航するほか、同日に予定していたイベントの中止や順延が相次いだ。渡島・桧山地方では13日から荒天が見込まれ、函館地方気象台は暴風や高波への警戒を呼び掛けている。