■基坂に今年もウオータースライダー(28日) 函館市の西部地区にある基坂(もといざか)で、ウオータースライダーを楽しむイベント「函館まるごとテーマパーク」が7月27日開幕した。子供たちが長さ約80メートルを滑り降り、時折の雨にも負けず、歓声を上げた。函館青年会議所(JC)の主催。2回目の今年は、隣接するペリー広場(弥生町2)で、水鉄砲を撃ち合う「ウオーターファイト」を初企画。元町公園にはフードコーナーも設けた。
■ペリーボート競漕、60チームが熱戦(29日) 第11回函館ペリーボート競漕が7月28日、函館港若松南ふ頭で開かれた。過去最多と並ぶ60チームが出場し、真夏の日差しを受けながら力強くボートを漕いだ。一般の部に49チーム、女子の部に11チームが出場。一般は、桧山管内上ノ国・江差・乙部の3消防署による合同チーム「ザ・レスキュー」が2年ぶり3回目の優勝。女子は、上ノ国漁協女性部の「汐吹レディース」が3連覇。
■子ども歌舞伎に万雷の拍手(29日) 函館の歌舞伎役者で二代目市川団四郎さんが主宰、指導する函館子ども歌舞伎の第12回公演が7月28日、市芸術ホールで開かれた。1年8カ月ぶりの舞台で5~16歳の24人が、しっかりとしたせりふ回しや所作でほぼ満員の客席を引きつけ、盛んに拍手や声援が飛び交った。
■吹奏楽コン地区大会で上磯中、大妻高など代表に(29日) 第64回北海道吹奏楽コンクール函館地区大会は7月27、28の両日、北斗市総合文化センター・かなでーるで開かれた。中学校A編成の北斗上磯、高校C編成で39年ぶりとなる大妻など20団体が道大会出場を決めた。
■縄文遺跡群が世界遺産候補に選出(31日) 国の文化審議会は7月30日、2021年の世界文化遺産登録を目指す候補に「北海道・北東北の縄文遺跡群」(北海道、青森、岩手、秋田各県)を推薦することを決めた。今後、政府の閣議了解を経て、来年2月1日までに国連教育科学文化機関(ユネスコ)へ推薦書を提出。来年夏ごろをめどに国際記念物遺跡会議(イコモス)の現地調査が行われる見込み。21年5~6月中にイコモスの勧告を受け、早ければ同年7月初旬にもユネスコ世界遺産会議で決定される見通し。
■北斗で観測史上最高の33・6度(1日) 北海道上空に暖かい空気が入った影響で、道南地方は7月下旬から厳しい暑さが続き、7月31日には北斗(本町地区)で最高気温が観測史上最高の33・6度(気象庁速報値)を観測。8月2日には函館で今年初の真夏日(30・2度)となった。熱中症での救急搬送が増えている。
■函館港まつりにぎわう(2・3日) 「開港160周年記念函館港まつり」(実行委主催)が1日開幕。初日は、花火大会や協賛イベントが開かれた。末広町の十字街高田屋通では、「十字街商盛会の港まつり」が始まった。2日目は「わっしょいはこだて」もスタート。松風・十字街コースには62団体、約9200人が繰り出し、長崎市の「長崎龍踊り(じゃおどり)も交え熱気に包まれた。