★函館競馬開幕(16日) 日本中央競馬会(JRA)の北海道シリーズ「函館競馬」が15日、函館競馬場で開幕した。JRAでは同日、禁止薬物が含まれた飼料添加物が販売されていた厩舎の競走馬計156頭の出走を取り消し、函館競馬場でもこの日は計29頭が除外されたが、開幕を待ちわびたファンにとって混乱はなく、目前で展開する白熱のレースに歓声を送っていた。
★夕暮れ時、海岸線快走(16日) 第6回奥尻ムーンライトマラソン(実行委主催)が、15日夕から夜にかけて奥尻島で行われた。今年はフルマラソンに128人、ハーフマラソンに149人がエントリー。選手は沿道の声援を受けながら力強くゴールを目指した。
★函館山山麓駐車場を整備(17日) 函館市は今年度、函館山山麓観光駐車場(元町18)を再整備する。舗装やフェンスを交換し、整備終了後の2020年4月から有料化する。工事期間中は全面休止せず、運用しながら工事を進める。
★ニコライ長司祭死去(17日) 函館ハリストス正教会(元町3)のニコライ・ドミートリエフ長司祭が13日午後9時52分、狭心症による心疾患のため亡くなった。59歳だった。
★医療費助成拡充へ(18日) 函館市は来年8月から、子ども・一人親家庭などの医療費助成を拡充する方針を固めた。現行の受給者(所得制限あり)のうち、子ども医療費は課税世帯の3歳以上の通院費を除き全て無償化し、一人親家庭は課税世帯の3~20歳(誕生月の末日まで)の通院以外は負担をなくす。受給者証の交付時期に合わせ来年8月1日から実施する方向で、今年度は制度改正に向けた準備期間に充てる。
★コンビニで証明書交付(19日) 函館市は来年2月から、マイナンバーカード(個人番号カード)を利用し、コンビニエンスストアのマルチコピー機(多機能端末)から住民票や印鑑証明などの証明書を取得できるサービスに乗り出す方針だ。市の窓口が閉まっている早朝や深夜、土・日曜・祝日でも証明書を取得でき、市民の利便性が向上する。
★西部地区再整備で最終案(20日) 函館市は、西部地区再整備事業基本方針の最終案をまとめた。「西部地区ならではの『まちぐらし』の実現」の理念の下、町会の活性化など3つのプロジェクトを展開。同地区の魅力をさらに向上させ定住人口の回復にもつなげたい考えで、市民から広く意見を聞くパブリックコメントも募集している。
★黒船サーカスに名称変更(20日) 音楽とファッション、食を融合させたイベント「黒船サーカス2019」が7月20、21の両日、函館港緑の島で開かれる。6月18日には、主催する函館黒船地域活性化協議会の小林一輝会長が函館市役所に工藤寿樹市長を表敬訪問し、改元に合わせ「道南函館黒船」から「黒船サーカス」に名称変更したことを報告した。
★市民の生活、地域経済強化(21日) 函館市議会の第2回定例会が20日、開会した。工藤寿樹市長は3期目の市政運営に向けた執行方針を述べ「市民一人一人の生活面、経済面、健康面にわたってレベルアップを図る」と強調。市民の幸せづくりと地域経済の強化を最大のテーマに据え、まちづくりに取り組む考えを示した。
★各党、支持固めに奔走(22日) 7月4日公示、同21日投開票と想定される参院選まで1カ月を切り、道選挙区(改選数3)に立候補を予定する7氏の陣営では、支持固めに奔走している。既に多くの候補予定者が道南入りし、集会や街頭演説などで知名度向上に注力。2議席獲得をめぐって、与野党対決が熱を帯びている。