★運動会シーズン到来(26日) 函館市内の小学校で25日、運動会が始まった。この日は市内で最高気温25・6度を記録し、今年最高の暑さとなったが、各校では熱戦を繰り広げ、多くの保護者が児童に声援を送った。
★道南初5月の真夏日(27日) 26日の道内は高気圧に覆われて晴れ間が広がり、上空に暖気が流れ込んだ影響で気温が上がった。気象庁によると、渡島・桧山管内の最高気温は森で30・5度、木古内で30・4度を記録。両管内で5月に真夏日となったのは初めて。
★入館者、前年比19%増(27日) 函館市の公益施設「はこだてみらい館」(若松町、キラリス函館3階)と「はこだてキッズプラザ」(同4階)の2018年度の入館者数が、前年度比19%増の17万8862人となった。修学旅行の受け入れや、料金体系の変更で市民の利用が増えたことが要因。今後は利用が少ない高校・大学生や観光客の取り組みを充実させ、一層のにぎわいを創出したい考えだ。
★スマホ決済、道南でもじわり(28日) 現金の代わりにスマートフォンのアプリを使った「QRコード決済」の導入が、函館市内の飲食店やタクシー会社などで広がっている。同様の決済が普及する中国人観光客の消費喚起や、国のキャッシュレス化推進を受けて先行するが、導入した事業者は、国内での決済普及の行方を注視している。
★福祉、子育て公約反映(28日) 函館市の工藤寿樹市長は27日、3期目の政策を今年度予算に反映させる市長査定を始めた。4月の市長選で公約に掲げた福祉の充実のほか、地域経済の強化、子育て支援策の拡充などに重点的に配分する見通し。第2回定例市議会に提出する。
★公会堂AR動画で解説(29日) 函館市教委は、耐震補強を含む保存修理を実施している重要文化財旧函館区公会堂(元町)について、展示整備の設計をまとめた。建物をしっかり見てもらうため、AR(拡張現実)技術を活用し、館内18カ所に配置するQRコードを読み取ると、スマートフォン(スマホ)やタブレットの画面で家具などを解説する。2021年春のリニューアルオープンを目指す。
★登下校見守り強化(30日) スクールバスを待っていた児童ら19人が殺傷され、うち2人が死亡した川崎市の事件を受け、函館市内の小学校でも29日、子どもの登下校時の見守りを強化した。私立小学校では、児童のスクールバスの乗り降りに保護者が付き添うなど、児童の安全確保に万全を期した。
★イカ出荷1回1万円(31日) 道南スルメイカ漁の深刻化な不漁と燃油価格の高止まりを受け、函館市は、小型イカ釣り漁船への支援として出荷1回あたり1万円を補助する方針を固めた。必要経費5280万円を6月補正予算案に盛り込む。漁船の燃料負担を軽減し、出漁を促すインセンティブとする考えだ。
★共愛会が病院譲渡(31日) 社会福祉法人函館共愛会(近江茂樹理事長)は6月1日付で、函館市中島町の函館共愛会病院(水島豊院長)を、医療法人徳洲会(本部大阪)に譲渡する。診療や職員の勤務体制は現状と変わらず、名称は医療法人徳洲会函館共愛会病院となる。
★入所者7割どまり(1日) 函館市が高齢者移住の場として整備した函館日吉コミュニティエリア(コンテ日吉)で、中核施設の特別養護老人ホーム(特養)を運営する社会福祉法人「函館みらい会」(旧善智会、波多野治理事長)が、入居者の受け入れを再開してから、1日で1年。5月時点の入所者は定員の7割にとどまっており、同法人は当初の計画の見直しも視野に入れ、早期の満床を目指す考えだ。