★函館市、母子世帯割合高く(21日)函館市は、市内の子どもの経済や教育の状況などを調べた「子どもの生活実態調査」の中間まとめを公表した。母子世帯の割合が18・7%と道全体や札幌市に比べ高かった。高校卒業後の進路として大学などに進学させたいと考える保護者が49・9%となり、道や札幌市より低い傾向であることも分かった。
★JALカウンターに琉球寒緋桜(21日)函館空港内の日本航空(JAL)チェックインカウンターに、今年も沖縄県本部(もとぶ)町から贈られた日本一早いサクラ「琉球寒緋桜(りゅうきゅうかんひざくら)」の切り花がお目見えした。冬の寒さが続く道南に、沖縄から早くも春を匂わせる香りが届いた。
★北斗市長選、新人2氏が一騎打ち(22日)高谷寿峰市長の死去に伴う北斗市長選が21日、告示された。いずれも無所属の新人で、前市議の新関一夫氏(62)、前市議会議長の池田達雄氏(58)=届け出順=が立候補し、28日の投開票日まで1週間の選挙戦が始まった。
★市民スケート場でイベントデー(22日)函館市民スケート場(金堀町10)で21日、氷上ゲームを体験できる「イベントデー」(市文化・スポーツ振興財団主催)が開かれた。家族連れなど約200人が来場し、にぎわいを見せた。
★大間原発訴訟、3月19日に判決(23日)函館の市民団体「大間原発訴訟の会」が国や電源開発(東京)を相手取り、大間原発(青森県大間町)の建設・運転の差し止めを求めている裁判で、函館地裁は22日、判決期日を3月19日に指定した。2010年7月の第1次の提訴から7年半が経過し、東日本大震災の発生後、建設中の原子力発電所の差し止めに対する全国初の司法判断が下される。
★公立高入試、国公立2次試験の出願受け付け開始(23日)2018年度の道内公立高校入試の出願受け付けが22日に始まった。道南の一括受領の会場となった函館中部高校には、約40校の中学校から担当教員が足を運び、願書を提出した。国公立大の2次試験の出願受け付けも同日に全国で始まり、受験シーズンが本格化した。
★函館市の特定健診の未受診者約4万人に(24日)函館市が無料で実施している40歳から74歳までの国民健康保険加入者を対象とした「特定健康診査」(特定健診)の未受診者が、約4万人に上っている。市は受診率アップに向け、未受診者へ再度受診を勧める個別はがきを発送した。
★函館市の「立地適正化計画」素案まとまる(24日)函館市は23日、一定のエリアにまちの機能と人口が集中した拠点をつくる「立地適正化計画」の素案をまとめた。計画満了時の2030年に、道道函館上磯線(産業道路)の内側に定める居住誘導区域の人口密度を1ヘクタール当たり46人とする新たな目標値を設定。年度内に計画を策定し、市街地への緩やかな人口誘導を目指す。
★水産庁が小型クロマグロの操業自粛要請(25日)水産庁は23日、日本の太平洋小型クロマグロ(30キロ未満)の総漁獲量が制限を超過する可能性があるとして、全国の沿岸漁業者に対して6月までの操業自粛を要請した。日本は昨年も漁獲量を超過している。
★函館港17年の貿易、イカ輸入額が過去最高額(25日)函館税関は24日、函館港の2017年と昨年12月の貿易速報(速報値)を発表した。17年の輸入額はスルメイカ不漁のあおりを受け、魚介類・同調製品が1979年の統計開始以来最高の121億1900万円(前年比89・8%増)。イカだけをみても同3・3倍の64億6300万円で、過去最高額となった。
★函館市医師会健診検査センター着工(26日)函館市医師会(本間哲会長)は25日、旧五稜中学校跡地(田家町75)に新築移転する健診検査センターの地鎮祭を現地で行った。2月1日から本格的な工事に着手し、11月30日に完成予定で、来年1月の使用開始を目指す。
★函工、センバツ出場ならず(27日)3月に阪神甲子園球場で開かれる第90回記念選抜高校野球大会に出場する36校を決める選考委員会が26日、大阪府の毎日新聞大阪本社で開かれ、函館工業高校は選考から漏れ、春60年ぶりの出場はならなかった。
★道南3店舗のキヨスク閉店、五稜郭はいさ鉄が継承(27日)JRの五稜郭、森、八雲の3駅の売店「キヨスク」が3月までに閉店する。このうち五稜郭店は道南いさりび鉄道(いさ鉄)が営業を引き継ぐ。森と八雲店に関しては、委託先の人手不足や売上減少による不採算などが閉店の理由としている。