★熱々の鍋、食べ比べ(4日) 江差町の冬の一大イベント「第24回冬 江差〝美味百彩(びみひゃくさい)″なべまつり」(江差観光コンベンション協会主催)が3日、町文化会館で開幕した。体が温まる味自慢の鍋料理を町内外16店舗・団体が提供し、大勢の来場者が熱々の鍋を味わった。
★GX推進道南一体で(5日) 洋上風力発電など再生可能エネルギー(再エネ)を活用した地域振興を実現する「函館渡島桧山ゼロカーボン北海道推進協議会」が発足した。道南の2市16町が参加し、GX(グリーントランスフォーメーション)の推進に向けGX関連産業の誘致を進め、脱炭素化の先導地を目指す。会長には、函館市の大泉潤市長が就任した。
★新春風物詩成功へ稽古(5日) 市民歌舞伎「初春巴港賑(はつはるともえのにぎわい)」の創設50周年記念第41回公演(NPO法人初春巴港賑主催、函館新聞社など後援)が11日午後1時から函館市民会館大ホールで開かれる。今年の演目は口上に続き「白浪五人男 稲瀬川勢揃(そろ)いの場」「勧進帳」。出演する各界の名士は函館の新春風物詩を成功させようと稽古に励んでいる。
★「はこだて冬花火」始まる(5日) 函館の冬の夜空を彩るイベント「はこだて冬花火」が3日、始まった。2月の毎週土曜午後8時、色鮮やかな花火が緑の島から打ち上げられる。初日は天候に恵まれ、市民や観光客が一目見ようと、思い思いの場所で楽しんだ。
★「ライドシェア」に反対(6日) 一般ドライバーが自家用車を使用し有料で顧客を送迎する「ライドシェア」に関し、函館地区ハイヤー協会(横田有一会長)は5日、導入に反対するとともに慎重に検討するよう求める要望書を函館市の大泉潤市長に提出した。
★函館市人口24万人割る(7日) 函館市の住民基本台帳に基づく人口が1月末時点で23万9813人(男10万9183人、女13万630人)となり、24万人を下回ったことが分かった。市の人口が24万人を割ったのは旧亀田市と合併する前の1973年以来。市は、歯止めの掛からない人口減少に危機感を強めている。
★「笑顔を届けてきた」(7日) 能登半島地震の医療支援で石川県に派遣された市立函館病院(森下清文院長)の災害派遣医療チーム(DMAT)が6日、活動を終え帰函した。同病院としての第2陣で、珠洲市の保健医療福祉調整本部で連絡や調整の本部活動に従事。4日で被災地でのDMATの活動が全て終了した。
★人口減対策手厚く(8日) 函館市の大泉潤市長は7日、2024年度予算案を発表した。一般会計の総額は1432億7000万円で、昨年4月の市長選後の政策的経費を盛り込んだ肉付け予算に比べ3・7%減少したものの、当初予算としては過去最大。限られた財源をうまく活用し、市の喫緊の課題である人口減対策に手厚く配分した。22日開会予定の市議会第1回定例会に提出する。
★新たな時刻む、古時計(8日) 1879(明治12)年創業の衣料品販売「金谷呉服店」(町福島)は古い柱時計を修復し約60年ぶりに店内に設置した。金谷奉宏社長(80)の曽祖父で創業者の金谷菊三郎さん(1854-1943年)の時代に生命保険会社から贈られたもの。打刻音と趣のある時報の鈴音が店内に鳴り響き、安らぎを広げている。
★渡島の漁獲量・額、微増(9日) 渡島総合振興局は、渡島管内(八雲町熊石地区を除く)の2023年の漁業生産高(速報値)を発表した。数量は前年比3%増の14万トン、金額は同5%増の450億円でいずれも前年から微増。魚種全体で単価が上昇しているほか、管内で主力の噴火湾の養殖ホタテ貝、コンブは前年並みを維持し、マイワシやブリが増加。金額は前年から20億円増となる見込み。
★さいとう3年連続楽天市場ベストショップ賞(10日) 海産物販売「さいとう」(函館市日浦町、斉藤正一郎社長)が運営する店舗「函館えさん昆布の会」が、インターネット通販事業で活躍著しいショップに贈られる「楽天ショップ・オブ・ジ・エリア2023」を受賞した。3年連続で楽天市場でのベストショップ賞を獲得し、斉藤社長(47)は「受賞を励みに、今後もより良い商品やサービスを提供し、お客さまに満足してもらえるよう頑張る」と決意を新たにしている。