★3年越しの成人の節目(7日) 新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となった「2020年度成人祭・式」の代替行事が6日、函館市と北斗市で開かれた。今年度23歳を迎える当時の新成人たちが3年越しに一堂に会し、再会を喜ぶとともに気持ちを新たにした。
★函駅にジャンボ絵馬登場(7日) JR北海道函館支社は5日、受験シーズンが本格化する前の恒例行事として1982年から続けているジャンボ絵馬を函館駅の改札前に設置した。早速受験を控えた高校生や保護者らが、絵馬に願いを込めていた。
★合格めざし表情真剣、附属中で入試(7日) 道教育大附属函館中学校(中村吉秀校長)で6日、2024年度の入学試験が行われ、函館市内などの小学6年生が試験に臨んだ。道南では8日に函館ラ・サール中の入試、13、14日には大学入学共通テストの実施を控え、本格的な受験シーズンが幕を開けた。
★信じる道へ決意(8日) 8日の「成人の日」を前に、函館市と北斗市、七飯町、森町、八雲町、江差町の道南2市4町で7日、新成人を祝う式典が開かれた。新成人たちは責任の重さを自覚し、自分の信じる道を進む決意を新たにした。
★どんど焼きで無病息災(8日) 正月飾りや古いお札などの感謝を込めてたき上げる「どんど焼き」が7日、道南の多くの寺社で行われた。函館市谷地頭町の函館八幡宮(川見順春宮司)では、神事に市民らが集まり、勢いよく燃える炎に向かい手を合わせ、今年1年の無病息災や家内安全などを祈った。
★道南スルメイカ不漁続く(9日) 今季の道南スルメイカ漁が、ほぼ終了した。函館市農林水産部によると、市水産物地方卸売市場での昨年12月の生鮮スルメイカ取扱量は、前年同期比3トン増の10トンで、6~12月の合計は316トンとなり、統計の残る2005年以降で過去最低を更新。ここ数年、記録的な不漁が続いている道南スルメイカは今シーズンも不漁から抜け出せなかった。
★函病DMAT被災地へ出発(10日) 能登半島地震の被災地支援のため、市立函館病院の災害派遣医療チーム(DMAT)が9日、石川県に出発した。医師や看護師らで編成するチームが、道内のほかの病院のチームとともに現地の医療機関で負傷者の治療や避難所での診察、輸送などの活動に当たる予定だ。
★整備費など算出せず(11日) 函館市は10日、北海道新幹線の函館駅乗り入れに関する調査をめぐり、業務を委託するコンサルタント会社が提出した中間報告を発表した。乗り入れ実現に向け大きな要素となる整備費や利用者数、収支予測の算出はしておらず、技術的課題として函館駅ホームの改良検討を挙げた。市は3月下旬に最終報告を公表する。
★水上の金森神社に願い込め(11日) 函館市の金森赤レンガ倉庫群のBAYはこだてイベント広場にある運河で「金森神社」が設営された。夜はライトアップされ、市民や観光客が幻想的な雰囲気の中で参拝している。2月29日まで。
★函館音楽協会賞に阿部さん(11日) 函館音楽協会(石丸典子会長、会員113人)は、2023年度の音楽協会賞を発表した。郷土の音楽文化向上への貢献者をたたえる音楽協会賞は、音楽教育者の阿部哲治さん(72)、演奏活動などで郷土の音楽活動の推進力となった個人団体を表彰する音楽協会奨励賞は、ピアニスト高実希子さん(40)と蓑田なつきさん(38)によるピアノデュオDuo Noir(デュオ・ノワール)、フルート奏者の水上知歩さん(38)を選んだ。
★大谷選手寄贈グローブ到着(12日) 今季から米大リーグ、ロサンゼルス・ドジャースでプレーする大谷翔平選手が全国の小学校に寄贈したグローブが11日、函館や桧山管内などに相次いで届いた。各自治体は3学期の始業式以降、子どもたちにお披露目する。
★能登地震支援へ、杉沢事業所(13日) 能登半島地震の被災地支援のため、函館市西桔梗町の総合建設業、カネス杉沢事業所(杉沢真吾社長)は12日、グループ会社が所有する中型イカ釣り漁船「潮雄丸」(184トン)に函館商工会議所会員企業などから募った救援物資を積み込み、石川県の能登小木港に向け出港した。