★イワシ除去作業開始(10日)
函館市浜町を中心に砂浜に大量のイワシが漂着した問題で、市と渡島総合振興局は9日、魚の死骸の除去作業を始めた。緊急的な対応として100人態勢で手作業の回収を行い、6台のゴミ収集車で運搬、日乃出清掃工場(日乃出町)で焼却処分する。打ち上げられたイワシは広範囲に渡り、数千トン規模の膨大な量のため完全撤去の見通しが立たず、市は、重機を投入した。
★函館市民スケート場オープン(10日)
函館市民スケート場(函館市金堀町、函館競輪場内)が9日、今季の営業を始めた。午前中を中心に雨が降り、リンクに水が残るあいにくのコンディションだったが、待ちわびた中高生のグループや家族連れが初滑りを楽しんだ。
★金森赤レンガ倉庫群にサンタ人形(12日)
函館市末広町の金森赤レンガ倉庫の外壁で、毎年恒例のサンタクロース人形が設置され、「はこだてクリスマスファンタジー」などを目的に訪れた観光客の目を楽しませている。
★垣ノ島遺跡に案内窓口施設整備(13日)
函館市教委は、世界文化遺産「垣ノ島遺跡」(臼尻町)の入り口ゲート先に、新たに案内窓口施設を整備し、来年1月に運用を始める。遺跡のガイド申し込みや、デジタルコンテンツ体験用タブレット(10台)の貸し出し、発掘体験の受け付けを集約するもので、来訪者の一層の利便性向上を目指す。
★ゴールデンカムイ展、誘客促進に大きな効果(14日)
市は丸井今井函館店(函館市本町)で7月22日~9月10日に開催した「連載完結記念ゴールデンカムイ展」(同店主催)の来場者数が、約2万2000人だったと明らかにした。同店は期間中の売り上げや集客が好調で、五稜郭タワーや兵糧庫など聖地巡礼を目的に市を訪れるファンも多く、市は誘客促進に大きな効果があったとみている。
★公文書管理条例制定へ 函館市(15日)
函館市は、公文書の適正な取り扱いを定める「公文書管理条例」を制定し、2026年度の施行を目指す方針を明らかにした。現行は規則を定めているが、条例化しておらず、条例化に伴い市政運営の透明性を確保するのが狙い。
★福島・吉岡八幡神社手水鉢、徳川斉昭ゆかり(16日)
【福島】吉岡八幡神社(町吉岡)の境内にある手水鉢(ちょうずばち)が水戸藩9代藩主で蝦夷地開拓に関心を持ち続けた徳川斉昭(1800~1860年)にゆかりがあることが弘前大学人文社会科学部の関根達人教授(考古学)の調査で判明した。