★函館八幡宮例大祭で石段かけのぼり(16日) 函館市谷地頭町2の函館八幡宮(中村憲由樹宮司代務者)の例大祭最終日が15日に開かれ、市内西部地区を巡行した大神輿(みこし)が本殿に続く134段の石段を一気に駆け上がる「石段かけのぼり」が行われ、豪快に神輿が進む姿に見物客から拍手が送られた。
★バドミントン五輪代表の佐々木、決勝T進めず(16日) 北斗市出身で、リオデジャネイロ五輪のバドミントン男子シングルス代表の佐々木翔選手(34、トナミ運輸)は13、14日(日本時間14日未明と同日深夜)、リオ中央体育館で1次リーグの2試合に挑んだ。初戦を白星で飾ったが、2試合目に英国のラジフ・オーセフ選手に0―2で破れ、決勝トーナメント進出は果たせなかった。
★木古内咸臨丸まつり、パレードに歓声(17日) 幕末に活躍した幕府の軍艦、咸臨丸をテーマにした「きこない咸臨丸まつり」(実行委など主催)が15、16の両日、みそぎ公園(本町)で開かれた。北海道新幹線木古内駅開業を記念して、隣駅の奥津軽いまべつ駅のある青森県今別町から大川平荒馬保存会が特別参加。呼び物のパレードや歌謡ショーなど多彩な催しが繰り広げられ、大勢の町民らが楽しんだ。
★「函館花いっぱい道づくりの会」などに道路功労者表彰(17日) 函館開建は16日、本年度の道路功労者表彰の受賞団体を発表した。道路の清掃・美化活動に励み、道路愛護に貢献した「函館花いっぱい道づくりの会」(函館、折谷久美子代表)など4団体に決まり、23、24両日に表彰を伝達する。
★台風接近で道南も大荒れ(18日) 台風7号が北海道に接近した影響で、17日の函館・道南は午前中から大荒れの天候となった。函館市は大雨警報や土砂災害警戒情報の発表に伴い、東部4地域で避難勧告や避難準備情報を発令、最大で37人が避難した。人的、物的被害は出ていない。
★昨年12月の市電脱線、原因はアスファルト破片 (18日) 函館市企業局交通部は17日、2015年12月29日に千歳町電停付近で発生した市電の脱線事故原因を公表した。軌道上のアスファルト破片に乗り上げたことを主な原因とした。同部は事故原因を道運輸局に報告し、再発防止策として、アスファルトがはく離したとみられる昭和橋上の軌道を改良するとともに、乗務員に対し、支障物の対応徹底を指示した。
★市教委、小・中再編で統合校の位置案示す(18日) 函館市が進めている小・中学校の再編で、市教委は17日、再編を予定している23校の統合校の位置案を明らかにした。広域的な再編を行う東部4地区も具体的な校名が示され、市教委から諮問を受けている市学校教育審議会が校区などの検討に入る。
★4-6月のホテル宿泊客数2割増(19日) 函館財務事務所(大久保誠所長)が18日発表した宿泊施設の動向調査によると、函館・近郊のホテルの4~6月の宿泊客数は前年同期と比べて19・7%増加した。秋以降の予約も好調で、年内は北海道新幹線の開業効果が続く見通しだ。
★北方領土返還訴え、期成同盟が署名活動(19日) 北方領土復帰期成同盟渡島地方支部(村上幸輝支部長)は18日、五稜郭タワーアトリウムで、北方領土の早期返還を求める署名活動を実施した。多くの人が絶え間なく訪れるなか、支部員らが「北方領土返還署名にご協力下さい」と呼び掛け、全国各地からの観光客も快く応じ、領土問題への関心を高めた。
★13年ぶり大相撲函館場所、4000人熱狂(20日) 北海道新幹線開業と函館アリーナのオープン1周年を記念した大相撲函館場所(市文化・スポーツ振興財団など主催)が19日、同アリーナで開かれた。満員の約4000人が来場し、横綱白鵬や日馬富士を筆頭にした人気力士の気迫あふれる取組に見入った。
★道立函館美術館が30周年(21日) 道立函館美術館(五稜郭町37、堤邦雄館長)が開館30周年を迎え、20日に同館で記念式典が開かれた。芸術・文化関係者ら約170人が出席して節目を祝うとともに、今後も地域に根差した美術館づくりを進めていくことを誓った。
★湯の川温泉花火大会で大輪輝く(21日) 函館の夏を締めくくる「第51回湯の川温泉花火大会」(実行委主催)が20日、同温泉街で行われた。松倉川の河口付近から約3000発の花火を打ち上げた。約1時間にわたって夜空に描いた大輪が多くの市民、観光客を楽しませた。