★おかずデリバリー、売り上げ1000万円超(13日) 函館市内の飲食店が調理した料理を職場に届ける実証実験「おかずデリバリー」について、市から委託を受け実施した「ハコダテミライカモン」(函館市末広町、矢田項一社長)は、5~8月の全31日間の売り上げが1000万円を突破したと発表した。10月には同社独自の取り組みとして事業を継続する。
★ロシア領事館公開(13日) 旧ロシア領事館の価値を広く知ってもらおうと、函館の歴史的風土を守る会など7つの市民団体は12日、同館の内部見学会を行った。約200人の市民らが足を運び、帝政ロシア時代の雰囲気を残す和洋折衷の館内をくまなく見て回った。
★新生活様式協力支援金、対象業種追加へ(15日) 函館市は14日、新型コロナウイルスの感染拡大に際して国や道、市が導入した支援金の対象外だった事業者に20万円(1事業者当たり)を給付する「『新しい生活様式』普及協力支援金」について、これまで適用対象外だった業種の追加を検討していることを明らかにした。
★「黒船」、今年はドライブインシアター(16日) 函館黒船地域活性化協議会(小林一輝会長)は10月2、3の両日、大沼国定公園近くの駐車場を会場に「黒船サーカス2020」としてドライブインシアターを企画した。例年、函館市内で野外イベントを開催してきたが、コロナ禍でも安心して楽しんでもらえるよう、車中から映画を楽しんでもらう企画。2日間でファミリー向け作品を含む4作品を上映する。
★五稜郭病院、核酸増幅検査実施、新型コロナ陰性証明書も発行(16日) 函館五稜郭病院(中田智明病院長)は海外渡航や海外で就業する人を対象に新型コロナウイルス感染の有無を調べる核酸増幅検査を実施している。海外渡航などで必要な場合に陰性を示す証明書の発行も合わせて開始した。
★新米初検査、全量一等の高品質(17日) JA新はこだて七飯基幹支店農産物検査場で16日、2020年産新米の初検査があった。今年は天候に恵まれ、高品質に仕上がった。検査の結果、七飯町産「ゆめぴりか」「きたくりん」「ふっくりんこ」の計9・39トンが全量一等となり、生産者は安堵(あんど)の表情を浮かべた。
★「国民目線の政策を」、菅内閣発足(17日) 菅義偉内閣が16日、発足した。7年8カ月に及ぶ長期政権となった安倍内閣の政策路線を継承しながらも、コロナ禍で苦しむ国民生活や経済の立て直し、中国をはじめとする諸外国との外交問題など喫緊の課題は山積する。早期の衆院解散の観測もある中、道南の有権者は国民目線の政策推進を望んだ。
★美原地区ゾーンバス導入先送り(18日) 函館市は、美原地区で新たに整備するバス乗降場を中心としたゾーンバスシステムについて、導入を当初予定していた2021年度から22年度に先送りすることを決めた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で落ち込んだバスの利用客が、一定程度回復してから実施すべきと判断。一方、6月に着手した乗降場の工事は順調に進み、来年4月の供用開始を予定する。
★新幹線トンネル工事で不適土、掘削中断検討(18日) 北海道新幹線札幌延伸に向け、北斗市内の工区で行っている渡島トンネル(32・675キロ)の建設工事に関し、建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)と市は17日、対策土の受け入れ用地(村山)で処分できずに仮置きしている「条件不適土」が、9月末にも容量に達し、新たな仮置き場を設置するまで掘削工事の一時中断を検討していることを明らかにした。
★函館港でブイ撤去、航路変更で(19日) 函館港で長年にわたって船舶運航の目印の役目を担ってきた海上保安庁のブイ2基が18日、撤去された。青函連絡船時代に設置されたもので、ブイ撤去は若松埠頭(ふとう)に大型クルーズ船がスムーズに着岸できるようにするため、26日に予定する航路変更に備える。
★縄文遺跡イラスト、バスの車体に(19日) 世界文化遺産登録を目指す「北海道・北東北の縄文遺跡群」に含まれる垣ノ島、大船両遺跡のイラストが描かれた、函館市南茅部支所の地域福祉バス1台が18日から運行している。同支所は「多くの人の目に触れて足を運んでもらうきっかけになれば」と期待する。