★城山予選敗退(1日) 東京五輪の陸上男子走り幅跳びの予選が7月31日、オリンピックスタジアムで行われ、函大付属有斗高校卒の城山正太郎選手(26、ゼンリン)は7メートル70で予選敗退した。8メートル15以上か、上位12人が決勝に進出する規定に届かなかった。
★世界遺産登録後初の週末、垣ノ島遺跡にぎわう(1日) 「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に登録され、初の週末を迎えた7月31日、28日に一般公開を開始した史跡垣ノ島遺跡(臼尻町)をはじめ、函館市縄文文化交流センター(同)や史跡大船遺跡(大船町)には、待望の遺産登録をきっかけに縄文文化に触れようと多くの市民や観光客が訪れた。
★2年ぶりの吹奏楽コンクール、地区代表決まる(2日) 第66回北海道吹奏楽コンクール函館地区大会(函館地区吹奏楽連盟など主催)は7月31日と8月1日の両日、函館市民会館で開かれた。昨年は新型コロナウイルスの感染拡大で中止し、2年ぶりの開催。2日間、小学校から一般まで65団体が出場し、10部門で演奏の発表と審査が行われた。
★工藤市長「夏休みの往来控えて」(3日) 函館市内で新型コロナウイルス感染者数が急増していることを受け、工藤寿樹市長は2日、記者会見を行い「夏休みやお盆の時期に人の移動がますます活発化することで感染者の増加が心配される。首都圏や札幌市への往来を控え、親族や友人、知人と会食する場合の感染予防対策を徹底してほしい」と市民に呼び掛けた。
★函工川合教諭、五輪競歩・マラソン審判員に(3日) 5日から札幌市内で開催される東京五輪の競歩とマラソンに函館工業高校教諭の川合耕司さん(47)が審判を務める。道南陸上競技協会の審判員として初の五輪派遣となり、「普段とは違うプレッシャーを感じながらも最高の舞台に携われる喜びもある。一生に一度。しっかりとチェックしたい」と意気込みを語る。
★ワクチン接種、新規予約再開(4日) 函館市は3日、国からの新型コロナウイルスワクチンの供給減少により一時休止していた新規予約受け付けを、4日から順次再開すると発表した。市立函館保健所によると、8月中に計2万475人分が供給されることが確定したためで、「接種券が届いているのにワクチンを受けられなかった希望者をお待たせしたが、落ち着いて予約を進めてほしい」と呼び掛けている。
★金井、決勝進めず(5日) 東京五輪の陸上男子110メートル障害の準決勝が4日、オリンピックスタジアムで開かれ、3日に日本勢57年ぶりに予選を突破した函館市出身の金井大旺選手(25、ミズノ)は、日本勢初の決勝進出の期待が懸かったが、レース終盤に転倒して26秒11で敗退した。
★4年ぶり、オーシャンで日ハム戦(5日) 東京五輪開催によるプロ野球公式戦中断中に行われている「2021プロ野球エキシビションマッチ」の北海道日本ハムファイターズ対横浜DeNAベイスターズが4日、函館市のオーシャンスタジアムで始まった。ファイターズは初回に中田翔選手が先制打を放ち、その後も得点を重ね5―2で勝利した。
★函館のコロナ陽性者、累計1000人超に(6日) 函館市内の新型コロナウイルス感染者数の累計が5日、1000人(発表日分)を超えた。感染力が強いとされるインド型変異株(デルタ株)への置き換わりで新規感染者が急増し、先月27日からの10日間で106人が確認された。また、先月29日と今月5日には市内で16、17例目となるクラスター(感染者集団)発生が認定された。市立函館保健所は「感染拡大はまだ始まったばかり」と警戒を強めている。
★函館西高天満谷教諭、毎日書道展で最高賞(6日) 函館西高校書道部の顧問を務める天満谷貴之教諭(44)がこのほど、日本最大規模の書道展「第72回毎日書道展」(毎日新聞社など主催)の漢字部門で、最高賞に当たる会員賞を受賞した。「作品が評価されうれしく思う。10年20年後も自分らしい書を表現できる書家であり続けたい」と話している。
★スルメイカ、7月も低水準(7日) 函館市農林水産部がまとめた市水産物地方卸売市場での7月の生鮮スルメイカ取扱量は、前年比52・7%(39トン)増の113トンだった。統計の残る2005年以降では、7月単月で20年の74トン、19年の91トンに続き過去3番目の低水準。1キロ平均単価も同17・3%(143円)安い685円と伸び悩んだ。
★JAL「縄文ジェット」初飛来(7日) 北海道・北東北の縄文遺跡群の世界遺産登録を記念し就航する日本航空(JAL)の特別塗装機「JAL JOMONジェット」が6日、函館空港に初飛来した。スタッフらが横断幕を掲げて搭乗客を出迎え、見送りし、記念品も配った。