★大船遺跡で定時解説開始（２日）　「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産の一つとして世界遺産登録が期待される史跡大船遺跡（函館市大船町５７５）で１日、毎日午前１０時と午後２時の計２回行う定時解説が始まった。参加者らは同遺跡の管理スタッフが解説する。

　★未来大、開学２０周年記念誌発行（２日）　公立はこだて未来大学（片桐恭弘学長）はこのほど、開学２０周年記念誌を発行した。１０周年記念誌に続く発行で、主に２０１０年から２０年までの期間に行った研究、教育活動や地域貢献活動の成果を収めている。

　★大型連休折り返し、観光スポットに人出（３日）　春の大型連休の折り返しとなる２日、日中の最高気温が１２・２度と肌寒い天候にもかかわらず、函館市内各地の人気スポットでは多くの観光客の姿がみられた。コロナ禍以前のにぎわいにはまだ遠いものの、緊急事態宣言下の昨年からは一変。感染対策への注意を払いながら、思い思いに休日を満喫した。

　★こどものくに、存続にクラウドファンディング（３日）　新型コロナウイルスの影響による休園や利用客の減少で苦境に立っている、函館公園内の遊園地「こどものくに」（青柳町）はこのほど、ネット上で資金を募るクラウドファンディング（ＣＦ）を始めた。昨年の売り上げは例年に比べて４割減となった。年５００万円ほどがかかる遊具のメンテナンス費用に充てる。

　★上ノ国町に「ドリーム愛ランド」（４日）　ドリーム愛ランド事務局（三木洋子代表）が、昨年５月から町湯ノ岱の民家をリノベーションするなどして整備した癒しの場所「ドリーム愛ランド・ビレッジ」が５日、オープンする。窯ピザ作り体験や屋外アクティビティ、マジックショー、絵本読み聞かせなど多彩な催しを用意している。

　★各種大会、減少続く（５日）　今年度に函館市内で開かれる予定の大規模な会議や各種大会の件数は４月末現在で３６件、参加人数が１万２７９５人となることが、函館国際観光コンベンション協会のまとめで分かった。２０１９年度と比較すると件数で３０件減、参加人数は約３分の１になる見込み。７５００人規模で予定していた函館マラソンの中止も決まり、コロナ発生から１年が経過しても規模の縮小傾向が続いている。

　★３Ｓ、地域密着デリバリーサービス開始（５日）　函館市の３Ｓ（サンエス）（竹原広佑代表）は、地域密着型のデリバリーサービス「３つ星キャリー」を始めた。コロナ禍での外出自粛をはじめ、高齢者や共働き世帯の買い物支援などのニーズに対応。飲食店の商品配達のほか、今後は日用品や衣類などにも対象を拡大し、幅広い商品を届ける。

　★大型連休の客足、コロナ前には戻らず（７日）　新型コロナウイルス禍の中迎えた春の大型連休（４月２９日～５日）は、例年よりも開花が早まった道南各地のサクラの名所や観光施設は行楽客でにぎわいを見せたが、コロナ前の客足には程遠く、各施設や交通機関にとっては厳しい時が続きそうだ。

　★鹿部町役場新庁舎が開庁（７日）　鹿部町の役場庁舎が移転し、６日から新庁舎（鹿部２５２）での業務がスタートした。「笑顔あふれ、ひかり輝く、未来へつなぐ新庁舎」をコンセプトに誰もが利用しやすい庁舎となり、防災拠点としての役割にも期待がかかる。

　★函館市、高齢者ワクチン、１０日から予約開始（７日）　函館市は、６５歳以上の高齢者を対象とした新型コロナウイルスワクチン接種の集団接種の予約を１０日から、電話や市ホームページ（ＨＰ）で受け付ける。かかりつけ医がいる場合は通っている医療機関での接種が基本。医療機関が接種予約を受け付けていない場合は集団接種か、近隣医を紹介する。

　★感染者の９割超が変異株に（８日）　市立函館保健所によると、５月１日～６日（陽性確定日）に新型コロナウイルス感染が確認された２４人のうち２３人に変異株の疑いがあることが７日、分かった。従来株より感染力が強く、重症化リスクが高まる危険性も。大型連休中の往来増加に伴うさらなる感染者の増加に警戒感を強めている。

　★函館公園出店エリア、利用好調（８日）　函館市のサクラの名所、函館公園内の中央広場で新型コロナウイルス感染症対策をとった上で出店した露店営業が９日で終了する。市が今後のイベント運営に生かすための実証実験として４月２４日から実施し、６日までに３万２０００人（出店エリアのみ）が訪れた。