★高齢者ワクチン、見えぬ供給量に不安(18日)65歳以上の高齢者を対象にした新型コロナウイルスワクチンの優先接種が12日から全国で始まり、道南各地でも接種に向けた準備が本格化している。函館市でぼ高齢者施設入居者の先行接種を皮切りに、各市町でも随時接種を行う予定。ただ、ワクチン供給に限りがあり医療従事者と高齢者を並行接種する必要にも迫られ、円滑な対応が求められている。
★「飛鳥Ⅱ」寄港前に遺愛吹奏楽局が歓迎演奏収録(18日) 5月2日に郵船クルーズの豪華客船「飛鳥Ⅱ」が函館へ寄港するのを前に、遺愛女子高校吹奏楽局(坂井りずむ局長)は17日、乗船客らに向けた歓迎のメッセージと演奏の動画撮影に取り組んだ。
★食材ハンドブック9年ぶり全面改訂(19日) 渡島総合振興局は、優れた道南産品を紹介する食材ハンドブック「南北海道食彩王国」を約9年ぶりに全面改訂した。掲載した全238品目のうち、99品目を新規に載せ、継続139品目は再取材した。今後道南で成長が期待される縄文、日本酒、ワイン、ブリ、海藻の5分野について、キーパーソンにインタビューしたのが特徴。生産者と料理人を結び付ける一冊に仕上がった。
★進む農福連携、セラピア農園開園(19日) NPO法人「セラピア」(函館市桔梗町、平田聡理事長)は今年度から、農業を障害者の就労や生きがいづくりにつなげる「農福連携」を本格的に始め、このほど、同市石川町に「セラピア自然農園」を開園した。肥料や農薬を極力使わない自然農法で野菜づくりを進め、収穫野菜の販売も行う考えだ。
★大型連休、集客苦戦(20日) 新型コロナウイルス感染拡大が大都市圏で続く中、春の大型連休が間近に迫っている。緊急事態宣言下で迎えた昨年とは違い、函館市内のホテルは満室となる日もあるが、予約はコロナ禍前の水準には至っておらず、市内の観光スポットも例年のにぎわいには程遠い状況となりそうだ。
★函館の高齢者施設でワクチン接種開始(20日) 65歳以上の高齢者を対象にした新型コロナウイルスワクチンの優先接種が19日、函館市内でも始まった。同市内ではクラスター(感染者集団)の発生防止の観点から当初は高齢者施設に絞っており、同日には1カ所(施設名非公表)で35人に接種された。20日以降は接種の進行状況に応じて他の施設でも実施する予定。
★衆院任期満了まで半年(21日) 衆院議員の任期満了の10月21日まで残り半年。9月の自民党総裁選前の解散も取りざたされるなど、総選挙の時期は流動的だが、道8区(渡島・桧山管内)では立憲民主党現職の逢坂誠二氏(61)と、自民党元職の前田一男氏(54)の4度目の対決、前回(2017年)に続く2度目の一騎打ちが濃厚だ。新型コロナウイルス感染が広がる中、両陣営ともSNSを駆使するなどし、試行錯誤しながら支持固めや政策の浸透を図っている。
★函館でサクラ開花(21日) 函館市で20日、サクラ(ソメイヨシノ)が開花した。昨年より6日、平年より10日早く、記録の残る1953年以降、2002年(4月18日)に次いで過去2番目に早い開花となった。同23日には満開が宣言された。
★函館公園露店営業準備進む(22日) 函館市のサクラの名所、函館公園内の中央広場で24日から5月9日まで、露店営業が2年ぶりに解禁される。出店数を抑え、人数制限するなどの新型コロナウイルス感染対策を施した上での営業で、市が今後のイベント運営に生かすための実証実験として行う。
★函館市、5月10日から高齢者ワクチン接種予約(23日) 函館市は22日、65歳以上の高齢者の新型コロナウイルスワクチンの優先接種について、現在接種中の高齢者施設入居者以外の一般高齢者の接種を5月下旬から実施できるとの見通しを示した。接種券配布後、5月10日から集団接種の予約を受け付ける。
★函館タクシーの陣痛タクシー、登録3300人突破(23日) 出産を控える妊婦の通院を支援する函館タクシー(日ノ出町、岩塚晃一社長)のサービス「陣痛タクシー」の登録者が3300人を突破した。20、21の両日は同社で五稜郭病院の助産師を講師に招いた研修会を開き、さらなるサービス向上を図った。
★函館マラソン、2年連続中止決定(24日) 7月4日に函館市内で開催予定の「2021函館マラソン」について、実行委(岡部寿一委員長)は23日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け大会を中止すると発表した。フル、ハーフとも中止は2年連続。当初は27日までに開催可否を判断する予定だったが、東京や大阪など4都府県に緊急事態宣言の発令が予定されていた状況を受け、発表を前倒しした。
★函館五稜乃蔵で酒蔵地鎮祭(24日) 酒造会社の上川大雪酒造(上川管内上川町)の親会社と、函館高専同窓生の企業家らが出資した新会社「函館五稜乃蔵」(漆嵜照政社長)が、函館市亀尾地区に新設する酒蔵「函館五稜乃蔵(仮称)」の地鎮祭が23日、建設地の旧函館亀尾小中学校跡地であった。約30人が工事の安全や酒蔵の成功を祈願した。