★若者の地元定着増へ、食と観光分野に力(4日) 渡島総合振興局は今年度、若者の地元への定着増に向け、地元企業の魅力ある職場づくりへの意識改革や効果的な魅力発信を支援する事業に取り組む。企業向けセミナー・個別相談会、企業見学会・就職ガイダンス、地元の仕事紹介フェア(合同企業説明会)の3本柱で、食と観光分野での人材確保と定着につなげる。
★駒ケ岳一周ライド、動画でPR(4日) 駒ケ岳周辺3町で構成される環駒ケ岳広域観光協議会(事務局・森町)は、アウトドアスポーツイベント「グレイトアース みなみ北海道駒ケ岳一周ライド」のPR動画を作成し、ユーチューブチャンネル「環駒ケ岳」で公開している。
★「郷宝」初搾り、品がある味に(5日) 道南で35年ぶりに日本酒造りを始めた「箱館醸蔵」(町大中山1)で4日、日本酒の初搾りがあった。地元産の酒造好適米「吟風(ぎんぷう)」を使った純米吟醸を搾り、関係者は出来ばえのいい酒に自信を深めるとともに、待望の地酒誕生を祝った。
★新外環状道路開通で函館空港ににぎわい(5日) 3月28日に函館新外環状道路・空港道路が全線開通し、今月4日で1週間。週末の函館空港は利用客や見送りなどで訪れた市民でにぎわいを見せた。
★市民限定割、静かな出足(6日) 新型コロナウイルスの影響で打撃を受けた観光業を支援しようと、道民の圏域内宿泊割引「新しい旅のスタイル」と函館市民限定で宿泊料金を助成する「はこだて割」の予約販売が1日から始まった。3、4日は開始後最初の週末となったが、市内の観光施設やホテル施設の利用は横ばいで、静かなスタートを切った。
★限定酒「五稜の予感」発売(6日) 酒造会社の上川大雪酒造(上川管内上川町)の親会社と、函館高専同窓生の企業家らが出資した新会社「函館五稜乃蔵」(漆嵜照政社長)は6日から、函館市内を中心とした酒店で限定酒「五稜の予感」を1800本を販売する。4月末から亀尾地区に新たな酒蔵の建設が始まることを受けた着工記念。
★千代台テニスコート増設へ(7日) 函館市教委は今年度から、本格的に千代台公園テニスコート(千代台町27)の増設に本格着手する。旧凌雲中学校グラウンド(7525平方メートル)に砂入り人工芝コート8面を整備する予定で、現在の10面体制から18面に拡大。2022年4月の供用開始を目指す。
★新生活に胸躍る 小学校で入学式(7日) 小・中学校を中心に函館市内の多くの学校で6日、入学式が開かれた。市内戸井地区の4小中学校が統合して誕生した義務教育学校の函館戸井学園や、函館大谷短大でも入学式が執り行われ、新入生が新たに始まる学校生活に胸を膨らませた。
★競輪場リニューアル(8日) 函館市は7日、場内の一部をリニューアルした函館競輪場(金堀町)の内部を公開した。新たにラウンジやフードコートスペースを設けたほか、元競輪選手によるレースガイドコーナーを設置するなど、来場者の利便性を高める工夫をこらしたアイデアが随所に施されている。
★江差高等看護学院でパワハラ疑惑、道は認定せず(8日) 道立江差高等看護学院(伊東則彦学院長)で、学生や保護者から教員によるハラスメントの苦情が相次ぎ、道は7日、学生と保護者に対し、非公開の説明会を同学院で開いた。道は現段階でハラスメントを認定せず、学生とのコミュニケーションを改善するとしているが、一部の学生や保護者は納得しておらず、今後教員の処分などを求めていく方針。
★市電2月利用者、20万人台に落ち込む(9日) 函館市企業局交通部によると、函館市電の2月の乗客数は前年比42%減の20万8800人(速報値)と大幅に減少した。同部は「2月は通常、旅行客が多くイベントもあればさらに増える時期。20万人台はかつてない数字」と肩を落とす。
★ウーバーイーツ、サービス開始(9日) 料理宅配サービス「UberEats(ウーバーイーツ)」が8日、函館市の一部地域でサービスを開始した。対象店舗は約60店でスタートし、新型コロナウイルス禍のフードデリバリー需要に対応する。
★紅ズワイガニ、水揚げ進む(10日) 桧山沖で漁獲した紅ズワイガニの水揚げが、江差港で進んでいる。甘みが強く、みそも濃厚で春の陽光を浴びて濃い赤色に輝いている。
★国立病院、ワクチン2回目接種終える(10日) 米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンの安全性などを検証するため、医療従事者への先行接種の実施医療機関に指定されている国立病院機構函館病院(加藤元嗣院長)で9日、妊娠中や育児休業を取得中の職員を除く、計536人がワクチン接種を終えた。1度目の接種後に比べ、発熱の副反応は大幅に増加したが、アナフィラキシーなど重篤な症状はなかった。