★スノーパークオープン(20日) 函館七飯スノーパーク(東大沼666)が19日、渡島管内のスキー場のトップを切って今季の営業を開始した。シーズンインを待ちわびたスキーヤーやスノーボーダーが、雪の感触と秀峰駒ケ岳を望む絶景を楽しんだ。期間は来年4月4日まで。
★シェア・タイム、来年度も見送りへ(21日) 函館市は、結婚を希望する若者を対象に出会いの場を創出する体験型イベント「はこだてシェア・タイム」に関し、今年度に続いて来年度も実施を見送る方向で調整を進めている。新型コロナウイルスの収束が見通せない中、大勢の若者が集まる企画は感染拡大のリスクが高まると判断。今後の展開について、別な手法での実施も検討している。
★道開発予算は5718億円(22日) 政府の2021年度予算案が21日、閣議決定され、国土交通省は関係予算案を発表。北海道開発予算の総額は5718億円と、20年度当初の6393億円(臨時特別措置含む)と比較し、10・5%減となった。減額は9年ぶりだが、20年度第3次補正予算案を前倒しで計上した「15カ月予算」では7758億円となり、20年度当初(同措置除く)と19年度補正とを合わせた総額(7711億円)を上回る。
★タクシー強殺から14年、情報提供呼び掛け(22日) タクシー運転手(元しんわ交通)の八木橋朋弘さん(当時42)が何者かに殺害され、売上金などが奪われた強盗殺人事件から21日で14年目を迎えた。道警は現在も9人体制の合同捜査本部が捜査を継続中で、市民に情報提供を呼び掛けた。
★コロナ禍、企業の8割が影響(23日) 函館市は、新型コロナウイルス感染拡大による事業者への影響を把握するために行った労務状況調査の結果をまとめた。企業活動への影響への有無では、74%が「影響あり」と答え、「現在はないが、今後影響が見込まれる」も12・2%と、合わせて9割近くに及んだ。
★食育活動、清尚学院高が初受賞(23日) 道内で食育の推進に取り組む個人や団体に贈られる今年度の「道食育推進優良活動表彰」に、清尚学院高校(土家康宏校長)が渡島管内で初めて選ばれた。生徒による道南食材を生かしたオリジナルレシピの開発やイベントなどでの販売実習を通じ、地域活性化に取り組んできたことが評価された。
★観光入り込み激減(24日) 渡島総合振興局と桧山振興局が23日発表した今年度上半期(4~9月)の渡島、桧山管内の観光入り込み客数は、渡島が前年同期比51・3%減の390万9000人となり、現在の調査方法になった2010年度以降で最少だった。桧山が同27・9%減の61万8000人で、渡島を中心に新型コロナウイルスの影響で激減した。
★信徒が静かな祈り、ハリストス正教会で降誕祭(25日) クリスマスイブの24日、函館市元町の函館ハリストス正教会(児玉慎一神父)で降誕祭徹夜祷(てつやとう)が開かれた。荘厳な雰囲気の聖堂内で聖歌隊が神を賛美する美しい声を響かせ、祈りをささげた。
★バス車内換気は十分、安心をPR(25日) 新型コロナウイルスの影響で公共交通機関の利用者減少が続く中、函館地区バス協会(森健二会長)はこのほど、函館駅前バスターミナルで、大型バスを使って車内換気性能を広くPRする実演会を行った。車内に設置したスモークマシンで充満させた煙は5分ほどで外へ排出された。
★コロナ禍のクリファン閉幕(26日) 2020はこだてクリスマスファンタジー(実行委主催)が25日、閉幕した。今年はステージイベントがないなど異例づくめとなったが、点灯時間帯には多くの市民らが集まり、舞い散る雪と合わせて輝くツリーと花火を見上げた。
★年末年始「慎重に行動を」(26日)函館市の工藤寿樹市長は25日の定例会見で、新型コロナウイルス感染拡大が全国で深刻な中、年末年始の帰省について「なるべく人の集まるようなところに出かけず、静かな正月をお願いしたい。親族と会うときはほんの少し顔を合わせる程度でマスクをつけてほしい」と呼び掛けた。また、札幌市など流行地との不要不急の往来も控えるよう求めた。