★高龍寺で人形・写真供養(21日) 函館市梁川町の高龍寺梁川法務所で20日、人形・写真供養が行われた。1年間に寄せられた約500体・枚のひな人形や古いアルバムの写真などが供養された。今年は新型コロナウイルス感染予防のため屋外に設けた祭壇で行う供養のみ一般が参列し、法要は僧侶らのみ。動画サイトYouTubeで配信した。
★ベイエリア、人出徐々に回復(22日) 21日の函館は日中に晴れ間が広がった。新型コロナウイルスの感染拡大防止で要請されていた都道府県間や札幌市と道内他地域との移動自粛が19日に解除されて初の週末となり、西部地区のベイエリアでは人通りが目立ち、観光名所に明るさが戻ってきた。
★372年ぶりの夏至の日食、道南でも観測(22日) 太陽と地球の間に月が入り、月が欠けているように見える部分日食が21日、ほぼ全国的に観測された。函館市内でも午後4時10分ごろから太陽の左下の部分が掛け始め、ピーク時の同5時ごろには約18%の面積が覆われた。国内で夏至に日食が起きるのは江戸時代の1648年以来372年ぶりという。
★市営住宅、単身者向け応募倍率145倍(23日) 函館市の市営住宅で、単身者向け住宅に応募が殺到。2019年度は25戸の募集に対し抽選数は3635件で、応募倍率は約145倍となった。一方、全体では今年4月末時点で管理戸数5857戸のうち、2割以上に当たる1285戸が空室となっており、需要と供給のずれに対する抜本的な対策が求められている。
★JRA騎手が清掃ボランティア活動(23日) 函館滞在中の日本中央競馬会(JRA)所属の騎手有志が22日、函館競馬開催に感謝を込めて、湯川町の海岸で清掃ボランティアを実施した。日本騎手クラブ会長の武豊騎手(51)や函館市出身の丹内祐次騎手(34)ら騎手30人とJRA職員約10人が参加し、約30分の活動で約60袋を集めた。
★FMいるかの長寿番組に幕(24日) 函館のコミュニティーラジオ局FMいるかで、1998年から放送している音楽プログラム「レコードエイジの贈り物~SPアワー」が、28日で最終回を迎える。パーソナリティーを務めた市内のレコード収集家、上村要さん(88)の体調などを考慮し、21年半に及ぶ放送に終止符を打つ。通算958回目となる最終回は、28日午後2時から30分間放送。
★クルーズ船キャンセル相次ぐ、飛鳥II函館発着ツアーも(25日) 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、函館港に今年度入港するクルーズ船は9回と、当初予定の5分の1にとどまる見通し。24日には郵船クルーズ(横浜市)が「飛鳥II」(5万444トン)による函館港初発着となるクルーズツアーの中止を公表された。
★碧血会が箱館戦争旧幕軍死者しのぶ(26日) 戊辰戦争最後の戦いとなった箱館戦争(1868~69年)で亡くなった旧幕府軍兵士をしのぶ碧血碑碑前慰霊祭が25日、船見町の実行寺(望月伸泰住職)で行われた。雨天による会場変更は2016年以来で、函館碧血会関係者約15人が参列。静かに手を合わせ、戦死者をしのんだ。