★函館競馬、無観客で開幕(14日) 日本中央競馬会(JRA)北海道シリーズ「函館競馬」が13日、函館競馬場(駒場町)で客を入れない「無観客競馬」で開幕した。澄み切った青空に芝コースがさわやかさを広げる中、競走馬が駆け抜ける音や実況中継のアナウンスだけが響いていた。1896(明治29)年開設で国内最古の函館競馬場で無観客レースは初めて。
★市民特別相談、法律相談が8割(16日) 函館市は、2019年度の市民特別相談の受け付け件数をまとめた。弁護士や行政書士などの専門家に引き継いだ件数は前年度比8件増の662件。弁護士が相談に応じる法律相談は同21件増の546件で、全体の約8割を占めた。2月以降は新型コロナウイルスに関する相談も増えている。
★「道南リング」カツオ選手、大会開催に向けトレーニング(17日) 函館市出身のプロレスラーで、プロレス団体「道南リング」代表のカツオ選手(34、本名・大野勇樹)は新型コロナウイルスの感染拡大で試合中止が相次いだ。苦境に立たされる一方で励ましの声も多く、今夏の大会開催を目指してトレーニングを続けている。
★函館圏入り込み、過去最少に(17日) 函館財務事務所(峯村一久所長)は16日、1~3月期の経済概況「道南経済レポート」を発表した。新型コロナウイルスの影響から函館圏への入込客数は、前年同期と比べ26・4%減少の30万2000人となり、1993年2月発表(92年10~12月期)の統計開始以来、東日本大震災直後を下回る過去最少となった。
★ベルのたれで味付きジンギスカン(17日) カタログ販売などを手掛ける鳥潟はこだてオフィス(七飯町)など4社は、ベル食品(札幌市)の「成吉思汗(ジンギスカン)のたれ」を使った味付ジンギスカンを開発した。パッケージはおなじみのオレンジ色のデザインを使用しており、道民に愛される商品として期待がかかる。
★海水浴場、開設断念相次ぐ(18日) 新型コロナウイルスの影響で道南では海水浴場の開設を断念する動きが広がっている。17日までに函館市と北斗市、乙部町が中止を決定。福島町は感染の動向を注視しながら開設の方向で検討を進めているが、今夏は多くの地域でビーチが閑散となる可能性が高まっている。
★北斗市、年内誕生の新生児に一律現金給付へ(18日) 北斗市は17日、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、国が実施した現金一律給付の対象となっていない新生児に対し、独自で10万円を給付することを決めた。同様の給付は道内では札幌市など一部の自治体で実施している。
★函館市、災害時の避難所もコロナ対策(19日) 新型コロナウイルス感染症に対応した災害時の対策が急務となる中、函館市は避難所運営マニュアルの改訂に着手した。集団感染のリスクを避けるため、避難者同士の間隔の確保や発熱、せきの症状がある人向けの専用スペースの設置などを盛り込み、6月中の完成を目指す。
★短期断食を支援サービス開始(19日) 健康関連事業を展開するトラスト・インターナショナル(北斗市中野通2、澤田剛社長)は、生活習慣病の予防などが期待できるファスティング(短期間の断食)のサービスを始めた。ファスティングに必要な酵素ドリンクなどのセットを販売するほか、宿泊付きのプランを展開していく考えだ。
★往来制限解除、客足回復に期待(20日) 新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的に慎重な対応が求められていた都市間や都府県との往来制限が19日に解除され、経済活動は新たなステージへと移行した。函館・道南でもこの日から営業を再開した施設もあり、観光や小売業などを中心に客足回復への期待感が高まっている。
★修学旅行は道内・近郊に、函館市教委が方針(20日) 函館市教委は19日、新型コロナウイルス感染拡大を受けて2学期以降に延期としていた修学旅行について、対策を講じて実施するよう市内の小中学校に通知した。小中学校ともに日程を1泊2日とし、旅行先は小学校が市内や近郊、中学校は渡島、桧山、胆振、後志に変更。移動もJRやバスなどの陸路に限定する。また、宿泊研修は日帰りとし、市内近郊で行う。