★市教委が「学校教育ガイド」作成(24日) 函館市教委は、今年度の「学校教育ガイド 早わかり!『函館市の学校教育』」を作成し、市立小中学校を通じて児童生徒に配布した。学校に多く寄せられる問い合わせの内容や、保護者に知ってもらいたい情報を1枚にまとめており、家庭での活用を呼び掛けている。
★豊作願い田植えスタート(24日) 道南の多くの農家で23日、今年産米の田植え作業が始まった。前日までの低温が落ち着き、この日は16・4度(函館の最高気温)まで上昇。農家は豊作を願い、青々とした苗を次々と植えていった。
★「王様しいたけ」有機JAS認証取得(25日) 七飯町鶴野でブランドシイタケ「王様しいたけ」を栽培・販売する福田農園は、生シイタケと乾燥シイタケの両方で有機JAS認証を取得した。地元に安全・安心な商品を提供し、海外への販路拡大の弾みとしたい考えだ。
★函短大、認証評価で「適格」認定(26日) 一般財団法人短期大学基準協会が全国の短大を対象に実施する昨年度の認証評価が今年3月に発表され、函館短大(猪上徳雄学長)は、同協会が定める評価基準を満たしているとして3度目の「適格」の認定を受けた。猪上学長は「無事評価され、ほっとしている。教育の質向上を目指し、短大としてさらに努力を積み上げていきたい」と語る。
★シネマアイリスが営業再開(26日) 函館市民映画館シネマアイリスが25日、4月19日以来5週間ぶりに営業を再開した。休館前からの継続を含む5作品を上映し、待ち望んだ常連客らが早速来場。映画館に気軽に足を運ぶことができる当たり前の日常を取り戻す一歩となった。
★函館市内の公共施設再開(27日) 新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の解除から一夜明けた26日、函館市内の多くの公共施設が約1カ月ぶりに再開した。はこだてキッズプラザ(若松町、キラリス函館4階)や亀田交流プラザ(美原1)の来場者は普段より少なく静かなスタートとなったが、各施設で市民の笑顔が戻った。
★今年度事業計画「骨格」に(27日) 函館国際観光コンベンション協会(渡邉兼一会長)の定時総会が26日、ホテル函館ロイヤルで開かれた。新型コロナウイルスの終息が見通せない中、今年度の事業計画についてコロナ禍終息後の受け入れ体制強化など、骨格的な内容にとどめた。
★函館市の飲食店支援に反響(28日) 新型コロナウイルスの影響を受けた飲食店を支援しようと、函館市がウェブサイトで情報発信などに取り組む「おいしい函館応援団」が反響を呼んでいる。サイトの閲覧数は1日平均で5200件に上るほか、SNS上の投稿を通じたフォトコンテストには2週間で少なくとも400件の応募があった。
★函館市町会連合会、新会長に松尾氏(28日) 函館市町会連合会は任期満了に伴う役員改選を行い、松尾正寿氏(74)=美原町会長=を新会長に選出した。任期は26日から2年間。松尾氏は取材に対し「地域住民の皆さんに寄り添った組織を目指す。町連を身近に感じてもらえるような独自の事業を打ち出していきたい」と話している。
★昨年度の函館市観光入り込み536万人(29日) 函館市が28日発表した2019年度の観光入り込み客数は、前年度比2%増の536万9000人となった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で2、3月に低迷した下期は同4%減の193万人だったが、10連休となった春の大型連休の好調で上期が同5・8%増の343万9000人と伸び、北海道新幹線開業後でみると、16年度に次ぐ2番目の高水準だった。
★函館競馬、6月は「無観客」(29日) 日本中央競馬会(JRA)は28日、6月28日までの中央競馬競走を観客が入場できない無観客で実施すると発表した。このため、同13日から7月19日まで函館競馬場(駒場町12)で開催する函館競馬も6月中(6日間)は無観客競馬となる。
★道内の休業要請、1日に全面解除(30日) 鈴木直道知事は29日の定例記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う道内の休業要請を6月1日午前0時に全て解除すると表明した。一部継続する外出自粛や、イベント開催制限に関しても段階的に緩和していく考えを示した。また、感染拡大の初期では、振興局単位で警告を発し、拡大を抑え込む体制を取ることも明らかにした。
★山菜採りで連日行方不明発生(30日) 山菜採りのため山に入った人の遭難が続発している。渡島・桧山管内では、26日に八雲町、28日に厚沢部町、29日に八雲と今金両町で行方不明者が発生。後志管内寿都町、黒松内町、島牧村ではタケノコを狙い、函館など各地から訪れた高齢者の遭難が連日後を絶たない。