★函病が下肢静脈瘤グルー治療を道内初実施(26日) 市立函館病院は下肢静脈瘤(りゅう)の最新治療「血管内塞栓(そくせん)術」(グルー治療)を3月下旬に道内で初めて実施した。従来の手法だと数カ所に打つ必要があった局所麻酔が不要になったことや痛みの軽減などが利点。今年4月から保険適用となり、日帰りで受けられる治療として期待が高まる。
★動物保護団体の里親探し苦境(26日) 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、国や道の外出自粛要請が続く中、路上に捨てられたり、保健所から引き取ったりした犬猫を保護している団体が苦境に立たされている。春は繁殖期や引っ越しなどで引き取り数が最も多い時期だが、感染拡大防止のため譲渡会を開くことができず、里親探しが難航している。
★全国高校総体中止、函館支部でも失望広がる(27日) 全国高等学校体育連盟(全国高体連)は26日にオンラインで理事会を開き、新型コロナウイルスの感染リスクが大きいことを理由に、8月に東北から九州までの21府県で分散開催する予定だった高校総体の中止を決めた。函館支部でも失望が広がり、集大成となる高校3年生へのやり切れない思い、悔しさの声が上がった。
★函館でサクラ開花(27日) 函館地方気象台は26日、函館市でサクラの開花を観測したと発表。平年より4日早く、昨年より2日遅かった。1日に満開が観測された。
★新型コロナ、渡島管内在住のがんセンター入院患者が陽性(28日) 道は27日、新たに渡島管内の1人を含む8人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。渡島の1人は2月下旬から道がんセンター(札幌)に入院中で、道はクラスター(感染者集団)が発生したとみている。渡島での患者発生(函館市を除く)は2月27日以来、5人目。
★WBFホテル&リゾーツが民事再生法申請、函館にも3施設(28日) 函館市内でホテル3棟を運営するWBFホテル&リゾーツ(大阪)は27日、大阪地裁に民事再生法の適用を申請し、同日、保全・監督命令を受けた。函館市内でホテルWBFグランデ函館(宝来町)、ラ・ジョリー元町byWBF(末広町)、ホテルWBF函館・海神(わたつみ)の湯(若松町)を運営している。
★市教委とFMいるかの「子ども応援」放送始まる(29日) コミュニティーラジオ局「FMいるか」で28日、新型コロナウイルスの影響で休校中の小中学校に通う児童生徒向けの特別コーナー「はこだてっ子応援プロジェクト(HOP)」が始まった。1日3回、定時に放送することで生活リズムの確保に加え、子どもたち向けに教員からのメッセージも紹介し、心理的な不安の軽減にもつなげる。
★函館マラソン中止(29日) 「2020函館マラソン」の実行委は28日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、7月5日に函館市で開催予定だった大会の中止を発表した。1991年に始まったハーフ、2016年からのフルともに中止は初めて。
★函館駅周辺の人出、週末は半減(30日) 内閣官房が公表している全国主要観光地の22日以降の人出の動向データで、JR函館駅周辺では新型コロナウイルス感染拡大前(1月18日~2月14日の平均)と比べて連日、30%以上減少していることが分かった。22~28日ではm26日の減少幅が最も大きく、55%の減少。
★元気与えるハートマーク(30日) 新型コロナウイルスの影響で21日から休業が続いている湯の川温泉の「ホテル万惣」(湯川町1)で29日、客室照明を活用したライトアップが始まった。建物にハートマークが浮かび上がり、見た人を早速楽しませている。
★道南でも遠隔授業広がる(1日) 新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言が続く中、函館・道南の各学校ではIT技術を活用した遠隔授業の取り組みが広がっている。自宅にいる児童生徒や学生の反応をみながら、「学び」を途切れさせないよう、各校の試行錯誤が続いている。
★中体連、道南も夏季大会中止(1日) 日本中学校体育連盟(中体連)が、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い今夏に予定された全国中学校体育大会の中止を決めたことを受け、函館市、渡島、桧山の各中体連は4月30日、各地区夏季大会の中止を発表した。中止するのは函館市14競技、渡島11競技、桧山9競技。6月6日の渡島陸上競技を皮切りに7月中旬まで予定していた。
★道南の学校も10日まで休校(2日) 新型コロナウイルスの感染収束のめどが立っていないとして、道南の各市町教委は1日、小中学校や高校などを7日から10日まで休校すると決めた。道教委の臨時休校の要請を踏まえた。一部の小中学校では分散登校を実施する。