★函館市発注公共工事、１９年度は２８０件６８億円（１２日）　函館市は２０１９年度の公共工事実績（財務部調度課、企業局発注分）をまとめた。調度課発注件数は前年度比１９件減の２８０件、金額は同１９億９５２５万円減の６８億１８０１万円。１８年度は亀田交流プラザの新築工事などがあったが、大規模工事が少なかったことで減少につながった。

　★ガゴメおかず３種が３万個突破（１２日）　函館産ガゴメコンブを使った商品を手掛ける「医食同源」（函館市万代町）が製造する、水を入れて混ぜるだけで簡単にできるおかず「かごめ惣菜（そうざい）手作りセット」の販売数が３万個を突破した。２０１３年の発売以来、７年掛けて一つの節目に達した。

　★函館山登山道が開通（１４日）　昨年１１月から冬季通行規制されていた函館山登山道（道道立待岬函館停車場線、約３・６キロ）が、１３日午前１１時に開通した。冷たい風が吹きながらも晴天に恵まれ、登山口ゲート前にはこの日を待ちわびた市民や観光客の車１８台が列を作り、春の函館山を満喫した。

　★感染リスク高いエリアへの外出、往来自粛を要請（１４日）　函館市は１３日、道が新型コロナウイルスの予防対策を徹底する「集中対策期間」を設けたことを受け、市民や転入者らに感染リスクの高い場所や地域への外出や往来の自粛を要請するメッセージを公表した。期間は同期間と同じ５月６日まで。市のホームページなどに掲載して広く呼び掛ける。

　★新型コロナ感染経路確認へ行動履歴把握アプリ製作（１５日）　函館市の高校２年生、加藤周さん（１６）は、行動履歴を記録することができるアプリ「足あとトラッカー」を製作した。新型コロナウイルスの感染経路をたどる上で重要な行動履歴を、スマートフォンで簡単に管理できるよう工夫した。

　★野外劇、今年の開催見送り（１５日）　ＮＰＯ法人市民創作「函館野外劇」の会は１４日、７、８月に予定していた第３３回公演「星の城、明日に輝け」を取りやめ、２０２１年に延期することを決めた。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、例年通りの公演規模を維持できないと判断した。１９８８年の開始以来、全公演の開催見送りは初めて。

　★１学期中の運動会・体育祭は中止（１６日）　新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、函館市教委は１５日、市立学校で１学期中に行われる運動会や体育祭を中止し、遠足や修学旅行、宿泊研修は２学期以降に延期するよう各校に通知した。道教委から１４日付で、学校行事を当面の間見合わせるよう通知があったのを受け決定した。

　★水産市場、取扱量過去最低に（１６日）　函館市農林水産部は、市水産物地方卸売市場（豊川町）の２０１９年度の取扱実績をまとめた。水産市場の取扱量は前年度比４９・１％減の９６００トンで過去最低を記録。金額は同４８・２％減の７１億８５７１万円で、１００億円を割り込んだのは４６年ぶり。

　★主要集客施設、１８日からＧＷ明けまで休業へ（１７日）　国の新型コロナウイルス緊急事態宣言や道の集中対策期間に合わせ、函館市は１６日、感染防止のため、観光客の利用が見込まれる公共施設１２カ所を１８日から５月６日まで休館すると発表した。他地域からの人の往来が増える大型連休中の感染拡大を抑止するための措置。五稜郭タワー、函館山ロープウェイ、金森赤レンガ倉庫も同期間、臨時休業する。

　★食品通販サイト立ち上げ（１７日）　ホームページ制作などを手掛けるヒュークリエイト（函館市花園町）は、食品通販サイト「フードロスゼロ」を立ち上げた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で売り上げが低迷する事業者に役立ててもらおうと、同社が情報掲載や受注管理を代行し、出品者は商品の準備と発送のみで済む。

　★道南の公立学校も２０日から休校（１８日）　新型コロナウイルスによる国の緊急事態宣言の拡大で、渡島・桧山管内の市町教委は１７日、２０日から５月６日までにすべての公立学校を休校とすることを決めた。一部の町では分散登校日を設ける。

　★七飯町、温泉施設建設へ（１８日）　七飯町は、道の駅「なないろ・ななえ」と商業施設「男爵ラウンジ」の裏に温泉施設を建設することを明らかにした。民間の業者が６月に着工し、来年４月のオープンを目指す。