★松前公園でフユザクラ開花(15日) 毎春、約250品種1万本の桜が咲き誇る松前公園で14日、松前神社のフユザクラのつぼみがほころび始めた。約1・5センチの淡いピンク色の花びらが風に揺られ、公園内を散歩する人々に春の訪れを感じさせている。
★北海道発ダウンの試着会(15日) 北海道発のダウン製品を生み出す「HOKKAIDO DOWN PROJECT」によるダウンジャケットの試着会が、15日まで函館蔦屋書店で開かれた。オリジナルブランド「Retar Nuy」(レタール・ヌイ)の製品第1弾として誕生したダウンジャケットで、予約販売を受け付けている。
★カップル目線の観光マップ完成(15日) 函館市は、徒歩で観光地巡りができる「函館まちあるきマップ」の第27弾を製作した。“恋人たちのまち”として売り込む同市が、カップル目線の西部地区巡りを提案する内容。1万8000部製作し、市観光案内所、元町観光案内所など市内4カ所で配布している。
★宿泊施設は前年同期比3割減も(17日) 函館市は16日、新型コロナウイルス感染拡大の影響について、市内の企業や団体を対象に行った緊急ヒアリングの内容を明らかにした。宿泊施設では、2月の宿泊客が前年同期比で3割以上減少している。観覧設備のある観光施設では前年に比べて利用者が8割以上が減ったという深刻なところもあった。
★市電7001号車デビュー(17日) 函館市企業局交通部は16日、市電715号車の車体更新車7000形7001号車の営業運行を開始した。電停停車時には、行先表示器に「2020.3.16 7001号運行開始」と表示し、市民にデビューをPRしている。7000形は13年ぶりの新形式となる。
★未来大の松原副理事長が東大AIセンター教授に
(17日) 日本の人工知能(AI)研究の第一人者で、公立はこだて未来大学副理事長の松原仁教授(61)が4月、東京大学次世代知能科学研究センター(AIセンター)の教授に就任する。移籍後も未来大の特任教授として授業などを行う。
★「コロナ退散」を祈願(18日) 函館八幡宮(川見順春宮司)は17日、一年の五穀豊穣や平穏を祈る「祈年祭」を開いた。今年は新型コロナウイルス流行の早期収束を願う「悪疫退散祈願祭」を合わせて行い、故事に倣って「烏扇(からすおうぎ)」を用いて悪疫を追い払った。
★公立高校が合格発表、ネットのみで静かに(18日) 道内公立高校の2020年度一般入試の合格者が17日、一斉に発表された。新型コロナウイルスの感染拡大で各校での受験番号の掲示は中止となり、ホームページで合格者の番号を公表した。発表を受け、市内の中学校では公立高を受験した3年生の生徒が登校し、教員や同級生らと合格の喜びを分かち合った。
★小学校で卒業式(19日) 函館市内の小学校で18日、卒業式が行われた。新型コロナウイルスの感染予防のため、各校では出席者の制限や時間短縮で規模を縮小して挙行。卒業生は教職員らに見守られ、思い出深い校舎に別れを告げた。
★新型コロナで閉鎖の施設が続々再開(21日) 新型コロナウイルスの感染拡大防止策として道が打ち出した緊急事態宣言が19日で終了し、函館市内や道南各地で20日、臨時休館していた公共施設などが相次いで営業を再開した。各施設では感染予防対策を強化した中、図書館や温泉などは再開を心待ちにしていた住民でにぎわい、久しぶりのスポーツを楽しむ人の姿もみられた。