★道内は函館からスタート(2日) 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(東京2020組織委員会)は1日、聖火リレーの道内ルートに函館市、北斗市、七飯町を選定したと発表した。函館は道内のスタート地点となり、来年6月14日にリレーが行われる。走行ルートやランナーに関する詳細は今後公表される。函館市は最大限の協力をする方針だ。
★アサギマダラ1030キロの旅(2日) 海を渡るチョウとして知られ、徳島県阿南市で5月24日に捕獲したことを示すマーキング(標識)があるアサギマダラが同30日、奥尻島北端の賽(さい)の河原公園(奥尻町稲穂)で再捕獲された。道内では2013年6月以来2例目で、最北の確認記録。阿南市から北北東に約1030キロ離れた奥尻まで6日で移動したことになる。
★グルメ、式典など7事業(3日) 函館、青森両市は「青函ツインシティ(双子都市)」提携30周年記念事業の概要を決めた。11月3日に青森市での記念式典開催をはじめ、グルメイベント「青函グルメストリート」(8月24、25両日・浅虫温泉駅周辺)など7つの記念事業を展開。新幹線時代へ移り変わった節目を盛り上げ、両市の絆を強固にする。
★スルメイカ前年並み(4日) 1日に解禁となった道南スルメイカ漁は3日早朝、函館漁港に今季初水揚げした。市水産物地方卸売市場では前年初日に比べ74キロ少ない1415キロが競りにかかり、昨年とほぼ同じ取扱量に関係者が胸をなでおろした。いけすイカは前年初日より172キロ多い809キロで、ご祝儀相場の1キロ5200円の値がついた。
★政活費、使用率43%(5日) 函館市議会事務局は、2018年度の政務活動費収支報告書を公表した。全7会派の交付総額は1620万円で、使用額は695万9732円、使用率は43・0%(前年度52・8%)だった。使用率は過去5年で最も低かった。使用区分別では全会派の合計で、事務費が295万8674円(構成比42・5%)と最も多く、研修費が151万1503円(同21・7%)、資料購入費が104万2492円(15・0%)となった。
★箱館奉行所に碁石の音響く(5日) 本因坊文裕(井山裕太九段)と河野臨九段が争う囲碁の第74期本因坊決定戦七番勝負第3局(日本棋院、関西棋院など主催)が4日、特別史跡五稜郭内の箱館奉行所「壱之間」で始まった。
★中型イカ釣り船が出漁(6日) 中型イカ釣り漁船を操業する「天海」(函館市西桔梗町、西谷憲夫社長)は5日、出港式を函館港豊川埠頭(ふとう)で開いた。同社所属の3隻が、スルメイカを求めて漁場の大和堆(石川県沖)に向かった。
★ふるさと納税3億円超(7日) 函館市は、ふるさと納税の2018年度の実績(確定値)をまとめた。寄付件数は前年度の約2・5倍となる1万744件、寄付額は同約2倍の3億4092万1111円となった。特定の個人から大口の寄付があったことや、返礼品を充実させたことで件数、金額とも急増した。
★補正予算15億円を追加(8日) 函館市の工藤寿樹市長は7日、3期目の政策予算を盛り込んだ今年度の一般会計補正予算案を発表した。一般会計は15億89万円を追加し、既決予算額と合わせ総額1376億6317万円とした。前年度当初比2・0%の増額で、地域で見守り支える福祉拠点づくり、学童保育料の軽減、子ども医療費助成の拡充に向けた準備など福祉の充実、小型イカ釣り漁船の燃料費補助など経済の強化を重点テーマに配分した。