★海自唯一の特務艇「はしだて」函館初入港(12日) 海上自衛隊唯一の特務艇「はしだて」(400トン)が函館港西埠頭に初入港。11日に一般公開し、市民1200人が乗船した。見学客は甲板に木材を使った、自衛隊では珍しい艇内を興味深そうに眺めた。
★しかべ間歇泉公園が来場者100万人達成(12日) 道の駅「しかべ間歇泉公園」の来場者が11日、100万人を突破した。盛田昌彦町長は「わずか3年で100万人に到達したのは、町の規模で考えると素晴らしい快挙。道の駅のスタッフに感謝したい」。
★AT普及で海外誘客へ(13日) 渡島総合振興局は、欧米で人気の体験型観光「アドベンチャートラベル(AT)」の普及を通じた海外誘客に乗り出す。山歩きやカヌーなどが楽しめる道南の観光資源をパッケージ化し、「みなみ北海道ATルート」として周遊コースを造成する計画。
★出演者とスタッフが決起集会(13日) NPO法人市民創作「箱館野外劇」の会は12日、函館千代田小体育館で、7月12日開幕の第32回公演を前に総決起集会を開いた。役者とダンサー、スタッフら約40人が参加し、公演成功へ一丸となった。
★函館市副市長に谷口、平井氏(14日) 函館市の工藤寿樹市長は13日、3期目の工藤市政を支える特別職について、22日に任期満了を迎える中林重雄副市長(70)と片岡格副市長(64)の後任に、谷口諭経済部長(59)と平井尚子保健福祉部長(58)を充てる人事を決めた。任期はともに23日から4年間。21日の臨時市議会に選任同意案を提出する。
★水産、青果市場とも前年下回る取扱量(14日) 函館市農林水産部は、市水産物地方卸売市場と青果物地方卸売市場の2018年度の取扱実績をまとめた。水産市場の取扱量は前年度比15%減の1万8873トン、金額は同19%減の138億7771万円で、共に過去最低。青果市場の取扱量は同7%減の3万8398トン、金額は同5%減の100億9720万円。
★サッポロビール、北斗のブドウ園で植樹式(15日) サッポロビールは14日、北斗市三ツ石の牧草地に開園したワイン醸造用のブドウ農園「グランポレール北斗ヴィンヤード」(25・4ヘクタール)で植樹式を行い、第1期(2・3ヘクタール)の苗木の植え付けを始めた。2021年秋の収穫を目指し、22年には北斗産ブドウによって醸造した最初のワインを販売する計画だ。
★弁護士会、「手続き案内」時間変更に抗議(15日) 函館弁護士会は14日、調停、審判を検討する市民に裁判所が必要な書類などを説明する「手続き案内」の受付時間を函館家庭・簡易裁判所が20日から事実上短縮する方針を示したことに対し、市民サービスの低下につながるとして、函館地裁などに抗議書を送った。同地裁は一部で誤解を与えたとして、14日に方針を撤回した。
★函館朝市、ムスリム向け土産商品開発へ(16日) 函館朝市協同組合連合会はムスリム(イスラム教徒)向けの土産品などの商品開発に力を入れている。渡島総合振興局が実施する「インバウンド対応アドバイザー派遣事業」を活用し、ムスリムの食文化などに精通する専門家を招き、既存商品のPRの仕方や新たな商品開発に向け議論を深めた。
★新幹線新函館北斗―札幌間、最高320キロへ(16日) JR北海道は15日、国土交通省に対し北海道新幹線・新函館北斗―札幌間(212キロ)を最高時速320キロで走行するために必要な工事費を、同社が単独で負担する方針を明らかにした。工事費は約120億円を見込んでいる。
★函館市の少子化止まらず(17日) 函館市教委は今年度の市立小中学校の児童・生徒数(5月1日現在、速報値)をまとめた。小学校が前年度比308人減の9904人、中学校が同145人減の5011人(どちらも特別支援学級を含む)となった。減少人数合計は453人で、前年度(339人)より増え、少子化に拍車がかかっている。
★交通安全の想い運ぶ(17日) 札幌市北区屯田地区の防犯パトロール隊「北海道ハーレー警ら隊」が16日、函館千代田小学校を訪れた。同小の2~6年生66人と、札幌屯田小の4年生120人がしたためた交通安全を願うメッセージを交換し、両校の絆を結ぶ橋渡し役を担った。
★多重債務相談231件(18日) 函館市は、2018年度に寄せられた多重債務(借金問題)相談実績をまとめた。前年度比18人減の231人とほぼ横ばいだが、弁護士や司法書士へ債務整理を依頼した案件は同19人増の85人。11年度以来7年ぶりの80人台に達し、生活困窮でにっちもさっちもいかない状況の人が増えたためとみられる。