★市民スケート場が今季の営業開始(16日) 道南で唯一の屋外スケート場として親しまれている函館市民スケート場(金堀町10、函館競輪場内)が15日、今季の営業を開始した。リンクには、この日を待ちわびた子どもらのグループが訪れ、歓声が響いた。
★西部地区再整備へ基本方針中間案まとまる(16日) 函館市は、西部地区再整備事業の基本方針について中間案をまとめた。課題と魅力を整理した上で①暮らし②活力③資産④人―の4項目を柱とし、持続可能なまちづくりを実現する取り組みの方向性を盛り込んだ。今年度末までに成案化を目指す。
★市教委、中学校に通級指導教室開設へ(17日) 函館市教委は、言語障害のある生徒に対応した「通級指導教室」を、市内中学校に開設する方向で検討に入った。通級は通常学級に在籍し、言語障害がある生徒が別室で専門教諭から個別指導を受ける。市教委は対象生徒数や設置する学校、使用する教室、教員の配置などを総合的に勘案し、道教委とも協議した上で決定する。
★港町1で強盗傷害事件発生(17日) 16日午後1時25分ごろ、函館市港町1のアパート1階の部屋に男が侵入し、帰宅した70代女性と鉢合わせた。男は「金を出せ」と要求し、室内で女性の頭を鈍器で殴って逃走した。函館西署は強盗致傷事件として男の行方を追っている。
★偽造在留カード所持容疑で中国人男3人を再逮捕(18日) 11月26日、木古内町内で不法滞在していたとして中国人11人が入管難民法違反の疑いで逮捕された事件で、道警函館方面本部警備課は17日、31~37歳の男3人を同法違反(偽造在留カード所持)の疑いで再逮捕した。26日に木古内署で、偽造した在留カードを所持していた疑い。
★亀田、港中で集団食中毒の疑い(19日) 函館市教委は18日、亀田中学校の生徒ら10人がおう吐の症状を訴え、市内の病院に搬送され、同中の学校給食共同調理場から配食した給食を食べた港中学校でも、生徒16人がおう吐などの症状を訴えたと発表した。市立函館保健所は集団食中毒の疑いがあるとみて、同日、調理員の検便や食材検査を実施した。
★ガソリン2カ月連続で値下がり(19日) 函館市がまとめた12日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの平均価格は、前月比10円安の147・62円で2カ月連続で値下がりした。価格の大幅な下落で6月から続いた150円台の高値は一服し、今後について関係者は「横ばいが続く」とみている。
★称名寺住職の須藤隆仙さん死去(20日) 函館市船見町の浄土宗称名寺住職で、郷土史研究者としても知られた須藤隆仙さんが12日に死去した。89歳だった。郷土史界の大家として知られた須藤さんとの突然の別れに、交流を持った多くの関係者から惜しむ声が相次いだ。
★工藤氏、市長選3選出馬へ(21日) 函館市の工藤寿樹市長(69)は任期満了に伴う来年4月の函館市長選に3選を目指して出馬する意向を固めた。工藤氏は取材に対し「まずは後援会と話し、どうするかを決めたい」と明言を避けたものの、後援会が事務所を確保し、工藤氏も了承した。年明けに後援会に対して出馬を伝える見通しだ。
★逢坂氏、知事選出馬を固辞(21日) 来年4月の道知事選の候補者選定をめぐり、立憲民主党政調会長代理の逢坂誠二氏(59)=道8区=が20日、函館市内で報道陣の取材に応じ「(知事選に出ず、国政に専念するとした考えに)変わりはない」として不出馬を明言、「逢坂氏軸に調整」との一部報道を否定した。
★鉢呂氏も知事選不出馬(22日) 来年4月の道知事選の候補者選定をめぐり、立憲民主党の鉢呂吉雄参院議員(70)=元経済産業相=は21日、知事選に出馬しない意向を明らかにした。同党政調会長代行の逢坂誠二衆院議員(59)=道8区=も出馬を否定しており、同党道連の候補者選びは混迷の度を深めている。