★最終日は華やかに「上町巡行」(12日) 江差の姥神大神宮渡御祭は最終日の11日、海岸沿いから市街地南部を回る「上町巡行」を行った。祭りばやしに乗せて華やかな装飾が施された13台の山車(やま)が町内を勇壮に巡ると、夏の江差の熱気は最高潮に達した。
★函館野外劇、最終日は満員御礼(12日) 7月13日に開幕した市民創作函館野外劇「星の城、明日に輝け」の第31回公演が11日、今季の全日程を終了した。最終日は超満員の608人が来場。期間中、2669人の観客が函館の歴史スペクタクルを満喫した。
★国際民俗芸術祭、華やかにフィナーレ(12日) 函館市の元町公園をメイン会場に、国内外のアーティストやパフォーマーが音楽や舞踊などを披露する「第11回はこだて国際民俗芸術祭」が11日、全7日間の日程を終えた。主催者発表によると、7日間で2万人以上が来場し、最終日はスリランカや台湾など各国の音楽、舞踊が披露された。
★戸井でタイムカプセル開封(14日) 函館市は12日、市戸井西部総合センターで「旧戸井町120年・町制施行20周年記念タイムカプセル開封式」を開いた。当時の児童、生徒や関係者ら約250人が集まり、30年前に収蔵した思い出の品を取り出し、当時を懐かしんだ。
★17年度の市青少年補導センター、補導数大幅減(14日) 函館市は、市が設置する「市青少年補導センター」の2017年度実績をまとめた。補導数は前年度比24人減の49人で、ほとんどがカラオケボックスを非行場所とした高校生だった。
★AIで定置網の魚種判別、未来大など共同研究(15日) 公立はこだて未来大や北大などが共同研究している、定置網内の魚種・漁獲量を推定するシステム「i―FISH」が注目を集めている。定置網用の魚群探知機と人工知能(AI)を活用することで、魚種別に魚がどのくらい入網したかが陸にいながら把握できる。
★八雲に酪農研修牧場計画(15日) 八雲町上八雲地区に酪農家を育てるための研修牧場を作る計画があることが、分かった。2021年度にも稼働させる予定で、約300ヘクタールの牧草地で600頭程度の乳用牛を飼育し、町の基幹産業である酪農の担い手確保に力を入れる。
★Uターンラッシュ始まる(16日) お盆を古里や行楽地で過ごした人たちのUターンラッシュが15日始まった。北海道新幹線は上り列車のピーク日となり、新函館北斗駅は多くの利用客と見送る家族らで混雑した。函館空港発の便のピークは18、19日とみられる。
★終戦から73年、各地で追悼行事(16日) 第二次世界大戦が終戦して73年を迎えた15日、函館市内や七飯町の各地で、戦没者の追悼行事や式典が行われた。黙とうをささげたり鐘を鳴らしたりして、平和の尊さをかみしめていた。
★函館市のふるさと納税17年度収支、4464万円の「黒字」(17日) 函館市は、ふるさと納税制度の2017年度の収支(寄付の受け入れ額と税収の流出額の差)が4464万2595円の〝黒字〟となったことを明らかにした。前年度7733万6849円だった赤字額が、17年度から返礼品の提供を本格的に始めると寄付獲得額が増大し、赤字を回避した。
★東京のIT企業が市内に新たな事業拠点開設(17日) 函館市は16日、東京のIT企業「アクロホールディングス」が、函館市本町に新たな事業拠点「アクロクレイン」を開設したと発表した。道内でのウェブアプリ開発やIoT(モノのインターネット)・AI(人工知能)ビジネス、ウェブサイト、メディア構築・運用を行う。
★道南で局地的大雨(18日) 津軽海峡付近を発達した低気圧が通過した影響で、渡島・桧山地方は16日夜から17日未明にかけて局地的に激しい雨となった。渡島総合振興局などによると、16日午後8時50分ごろ、函館市内で自転車に乗っていた78歳女性が風にあおられ転倒。唇やひざに軽傷を負ったほか、市内松風町で店舗の看板が強風により落下するなどした。
★道南大雨、Uターン直撃(18日) 16日夜から17日未明まで渡島・桧山地方の大雨の影響で、JR函館線の特急は、両日の2日間で計13本が運休した。お盆休みで帰省や旅行を楽しんだ人たちのUターンと重なり、17日午前のJR函館駅では、指定席の予約変更などの問い合わせで窓口に長い列ができた。