★スルメイカ初水揚げ、2年連続前年上回る(3日) 1日に解禁された道南スルメイカ漁は一夜明けた2日早朝、出漁した漁船が函館漁港などに戻り、初水揚げした。函館市水産物地方卸売市場ではこの日、前年同日より401キロ多い1489キロが競りにかけられ、初水揚げ量が2年連続で前年を上回った。
★いさりび鉄道旧国鉄カラー列車運行開始(3日) 道南いさりび鉄道が所有し、塗装を旧国鉄カラーの「朱色5号」に変更したキハ40系気動車が2日、運行を開始した。大勢の鉄道ファンが乗車し、懐かしい色に生まれ変わった車両での小旅行を楽しんだ。
★物産協会の昨年度取扱高16億円(4日) 函館物産協会(会員73社)がまとめた2017年度の物産展の取扱高実績は前年比3・1%減の16億746万円で、8年連続で減少した。催事会場となる百貨店の売り上げが全国的に下落しているのが主要因だが、事務局の市経済部は「下げ止まりが見えてきている」とし、反転上昇に期待。
★「ひのき屋」20周年ライブ(4日) 函館を拠点に活動する5人組バンド「ひのき屋」の20周年記念感謝祭が3日、高龍寺で開かれた。晴天の下、函館最古の寺院を舞台に軽やかな音色で場客を楽しませた。
★七飯町が除雪体制見直し、ミニショベルも使用(5日) 七飯町は昨年から今年にかけての記録的な大雪を受けて今年度、除雪体制を見直す。積もった雪を道路の端に寄せる除雪ドーザのみで作業していたのを除雪ドーザとミニショベルの2台1チームとし、除雪ドーザが端に押し出した雪をミニショベルが取り除く方式に切り替え、住民の雪かきの負担を軽減する。
★市議会17年度の政務活動費、執行率52・8%(5日) 函館市議会事務局は2017年度の政務活動費(政活費)収支報告書を公表。交付総額は1620万円で、使用額は855万6890円、執行率は52・8%(前年度59・5%)だった。
★中核市幸福度、函館は42位(6日) 民間シンクタンクの日本総合研究所(東京)がまとめた2018年版の中核市幸福度ランキングで、函館市は全45市中42位だった。最下位に甘んじた16年の前回調査(42市対象)に続いて順位が低迷した。
★21年度に函中部と八雲で1学級減(6日) 道教委は5日、2019年度~21年度の公立高校配置計画案を公表。渡島管内は21年度に函館中部、八雲でそれぞれ1学級減とする方針を明らかにした。20年度には函館工業、大野農業でそれぞれ1学級減となり、松前は函館西、函館稜北の2校再編による新設校が協力校となって地域連携特例校となる。
★みらい館に修学旅行生続々(7日) 春の修学旅行シーズンがピークを迎えた中、「はこだてみらい館」(キラリス函館3階)には東北や道内から昨年を上回る小中学生が訪れ、入館者数増加に一役買っている。
★川崎フロンターレ、21日から七飯でキャンプ(7日) サッカーJ1の川崎フロンターレは、FIFAワールドカップ(W杯)ロシア大会に伴うリーグ中断期間の21~29日の9日間、七飯町東大沼の多目的グラウンド「トルナーレ」で夏季キャンプを行う。町内での合宿は2年連続10回目。
★北斗でも住宅手当不正受給(8日) 札幌市などで住居手当の不正受給が明らかになったのを受けて、北斗市はこのほど住居手当の現況調査を行い、7日に結果を公表。手当の受給対象者61人を調査し、規定額よりも多く受給していたケースが2件確認された。
★生活保護費不正受給216件、昨年から46件減少(8日) 函館市は、2017年度の生活保護費の不正受給の件数が前年度より46件少ない216件だったことを明らかにした。合計額は5998万円で、前年度と比べ47%減った。高額な保護費を不正に受け取っていたケースが減少したことが主因とみられる。
★西野鷹志さんがフォトエッセイ出版(9日) 2012年秋号で廃刊した函館のタウン誌「街」で「ライカは行く」を連載した西野鷹志さん(76)の著書「風のcaf’e」の第4弾「函館の時間」(響文社)が5月に出版された。函館を中心に街の裏側を歩いて書きためた、69編からなるフォトエッセイ。
★コープさっぽろが知内進出、来春開店目指す(9日) 生活協同組合コープさっぽろは8日、理事会を開き、知内町重内(かき小屋知内番屋向かい)への出店を決定した。大野幸孝町長から大見英明理事長への要望で実現したもので、町が用地の提供とともに建設費を一部支援し、来年春の開店を目指す。