★ハイカラ衣裳館の営業開始(4日)国の重要文化財「旧函館区公会堂」(函館市元町)で華麗な衣装が楽しめる「ハイカラ衣裳館」の今年の営業が1日から行われている。来館者がドレスや燕尾(えんび)服に身を包み、レトロな雰囲気の館内で記念撮影を楽しんでいる。
★エビかご漁始まる、森漁港で初水揚げ(5日)噴火湾の春のエビかご漁が1日解禁され、森漁港では4日、朱色に輝く活きのよいエビが初水揚げされた。ピチピチと飛び跳ねる音が春の訪れを告げ、港が活気に沸いている。
★世界のこどもフェスティバル、国境超え歌や踊り(5日)海外の伝統芸能団体と函館の子どもたちが歌やダンスなどで交流する「第5回世界のこどもフェスティバル」が4日、函館市芸術ホールで開かれた。郷土色豊かなステージパフォーマンスが次々と繰り広げられた。
★今年の大雪、低気圧が多数通過し停滞が要因(6日)函館地方気象台が1日にまとめた今冬(12~2月)の管内の気象状況によると、平均気温は平年より低くなり、降雪量は函館、厚沢部町でかなり多く、最深積雪はほとんどの地点でかなり多かった。同気象台と札幌管区気象台は函館など今冬の大雪の要因について、北海道南西の海上で気圧の谷になることが多く、この付近に低気圧が停滞した時期があったことなどを挙げている。
★街を考える会、棒二建て替え検討でイオン側に要望書提出へ(6日)JR函館駅前の老舗百貨店「棒二森屋」を傘下に持つ流通大手のイオン(千葉市)が同店の建て替えを検討している問題で、函館の経済関係者らでつくる「街を考える会」が、今月にも地元要望を盛り込んだ建て替え案をイオン側に提出することが5日、分かった。
★15の春目指して公立高校入試に挑む(7日)2018年度の公立高校一般入試の学力検査が6日、全道一斉に行われた。受験生は“15の春”を目指して、試験に挑んだ。渡島・桧山管内計21校の推薦入学確定者を除いた実募集人員(定時制含む)2303人に対し、2438人が出願。渡島・桧山両教育局によると、試験は各校で大きなトラブルがなく終了したという。
★でっかい!江差のニシンのぼり(8日)江差町がニシンをテーマに日本遺産に認定されたことを記念して、町が制作している「ニシンのぼり」の完成が間近に迫っている。すでに巨大な本体は出来上がり、5月にかもめ島でお披露目する予定。町内の小中学校で児童・生徒が手形とメッセージを書く作業が進んでいる。
★ササラ電車、現体制で過去最多の出動(8日)函館市企業局交通部がまとめた除雪用車両「ササラ電車」の本年度の出動回数は、2月末までで延べ36回となり、現在の2両体制となった2003年以降で過去最多となった。
★高校生の就職率が過去最高に(9日)道南の本年度高校卒業者の就職が好調だ。函館公共職業安定所がまとめた1月末現在の管内(渡島・桧山)新規高校卒業者職業紹介状況によると、就職内定率は前年同月比0・8ポイント増の94・4%で、記録を取り始めた1989年以降、前年度に続いて1月時点の過去最高を更新した。
★北朝鮮船長、初公判で窃盗認める(10日)松前小島の施設から発電機などを盗み出したとして、窃盗の罪に問われていた、自称北朝鮮国籍の船長、カン・ミョンハク被告(45)の初公判が9日、函館地裁(橋本健裁判長)であった。同被告は罪状認否で、起訴内容について「合っています」と述べ、罪を認めた。検察側は懲役2年6カ月を求刑し、弁護側は起訴猶予を求め、即日結審した。判決は27日。
★函館市、除雪体制見直しへ(10日)今冬の記録的な降雪で除排雪作業が進まず、市民から多数の苦情が寄せられたことを受け、函館市は9日に開かれた市議会経済建設常任委員会(小林芳幸委員長)で、除雪体制の見直しに着手する考えを示した。本年度の除雪費は、15日に議会に提出予定の補正予算分も含め総額で10億円規模となることが予想され、過去最高となる見通しだ。